日本舞踊 西川鯉男 お稽古場

伝統芸能の日舞を楽しく学ぶお稽古場の雰囲気をお伝えしたいと思います。鯉絵の「独り言」も織り交ぜて、、、

平成中村座

2011-12-14 23:35:04 | 日本舞踊
行ってきました、中村座。まさしく今日は12月14日討ち入りの日に「松浦の太鼓」を見ることになるとは、、、やっぱり中村屋はアドリブで「今日は何日じゃ?」と問いかけ其角が「12月14日にございます」と答え満員の観客から拍手を浴びてました。

思ったとおりの出来栄えで、菊之助の格別の綺麗さと玉三郎から学んだであろう研鑽ぶりや、勘太郎のきちんと勉強してきたからこその成長、このまま精進したら楽しみです。勘三郎が元気なのも嬉しく、気持ちよくさせてくれます。それぞれの親の芝居を見ているので重なったり、いやいや当代の方が良いかしら?など、歳重ねて見てきて良かった
私がまだ小さい頃、祖母が「15代目の綺麗さといったら、、、」とか「6代目の鏡獅子は見事で」とか「旦那(名人の三津五郎)の踊りは6代目が三社で加減してくれと頼むほどだったの」と言うのを聞いて、歳をとっている祖母が羨ましかったものですが、今や歌右衛門も先代の松緑も勘三郎も梅幸も辰之助も見てるのはお金で買えない財産です。歳を重ねるのってまんざらでもありませんよ
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