奇跡の一曲

昨日の番組の後、リスナーさんと盛り上がりました。
誰にでも、
　「奇跡の一曲ってあるよね～」って。

とくに、それを歌っているアーティストが好きなワケじゃない。
その歌のジャンルが好きなワケでもない。
なのに、なぜかその一曲だけが、もう奇跡的に好き！って歌。

そんな歌の中でも、私にとって特別な一曲があります。

それは、デビッド・ボウイの『This Is Not America』という歌です。
この歌は、1985年に公開された『コードネームはファルコン』という
実話をもとにしたスパイ映画の主題歌です。

当時、インフルエンザか何かの頭痛で苦しんでいた時
テレビからこの歌のポロモーションビデオが。

　「なんて、素敵な歌だろう」と思ったその瞬間
嘘みたいに、立っていられなかったほどの激しい頭痛が消えたのです。

歌が終わった瞬間、また七転八倒の頭痛が戻ってきました。
別の人の歌がはじまると同時に（笑）。。。
多分、ＭＴＶ番組を見ていたのでしょう。

あまりにも効果が顕著だったので、印象に残りました。

ところが、数ヵ月後、今度は腹痛で寝込んでいた時
ラジオから、どこかで聞いたイントロが。。。

　「この曲、何だったっけ～？」痛みで意識が朦朧としていたので
思いだせません。
と、次の瞬間！

　「え？」私はガバッと布団から起き上がっていました。
一瞬で、腹痛が跡形もなく消えていたのです！
と同時に、歌のタイトルも思い出しました。

それからは体調が良くて、再実験は出来ていませんが
私にとってこの歌は、一瞬で痛みを消す不思議な力を持つ
ヒーリングソングなのです。

今でも、たまにこの歌を聴くと、不思議な気持ちがします。

理由は分かりませんが、旋律か声か、使われている楽器か
何かに心身が反応して、リセットされていくような気分になります。

皆さんには、こんな奇跡の歌がありますか？
好きな人の声こそが癒し。。。という話はよく聞きますが
ボウイの他の歌では、まったく効果なし。

別の女性が、この歌を歌っているバージョンも聞いたのですが
『彼が歌う、この歌』じゃないとダメでした。

何だか不思議な話ですが、とにかく大切な一曲です。