大人の味・八朔マーマレード

　「けいちゃんって、苦いモノ平気だよね？」
大上アナウンサーから、手作りの八朔マーマレードを頂いた♪
無農薬の八朔を貰ったんだって。

　「こんなに作ったんよ～」携帯電話の画像には、大きなお鍋いっぱいに
美味しそうなオレンジ色のマーマレードが！
　「パンもいいけど、ヨーグルトに入れたら最高よん」と、
大上マーマレードのファン・森口アナから、アドバイス。

家に帰って、さっそく一口。
甘くて苦い♪そう、この懐かしい『苦さ』を、ず～っと探していたの。

子供の頃から、朝食はパン。
ジャムに飽きた頃、母がいつもオレンジマーマレードを買ってくる。
文句こそ言わなかったけれど実は、何でこんな苦くてまずいものを、
わざわざ買うんだろうと、疑問でした。

でも今、そのほろ苦さが懐かしく思い出されて、市販のマーマレードを買ってみるけど
低糖だろうが、レモンマーマレードだろうが、
ちっとも苦くないの。

味を感じる器官『みらい』は、加齢や刺激物（他にも喫煙とか）が原因で
どんどん衰えるから、苦味を感じ難くなったのね。。。とガッカリしていたけれど
手作りのマーマレードなら、ちゃんと感じられるじゃん♪　

苦味に、しみじみ幸せを感じるなんて、大人の証拠。
単純な甘さに満足していた子供時代を卒業して
複雑な味のハーモニーが分かるようになったってコトですから。

しかし、紅茶にマーマレードを入れて飲んでいた夫がポツリ。
　「別に、苦くないやん」
夫の『みらい』が心配だ！