藤田けい☆幸せブログ

読んだ人が、ホッとした気持ち、
明るい気分になってもらえたら嬉しいです。

「いただきます」と「ごちそうさまでした」

2010年09月22日 | 日記
今日は仲秋の名月なのに、日中の奈良市ったら最高気温33度
平年より7度も高かったんだって・・・

立派な『剣先イカ』をゲットしました
海の中では、敵に狙われると墨を吐いて、すごい高速で逃げるイカ・・・
今は静かに、まな板に横たわっています。

胴体から足を抜くと、一緒にくっついてきた大きな大きな目
イカは視力がとてもいいのに、見たものを理解する能力は、あまりないそうです
でもこの目で、海の中のいろ~んなものを見てきたんです。

軟骨を取ったり、吸盤をこそげ取ったりしているうちに、指が墨で真っ黒に。
このイカ墨、昔はインクとして使われていたんですって。

 「せっかく機嫌よく泳いでいたのに、ゴメンネ」
思わず語りかけたくなるほど、立派な2はいのイカなのでした。

今夜は、イカそのものの味が楽しめるよう、オリーブオイルと つぶしニンニクだけで炒めました。
バジルの葉っぱを、ちぎって添えたら出来上がり
新鮮なイカは、柔らかくて美味でした。

切り身の魚や、トレーに入って売られている肉ばかり食べていると、
人間が他の生き物の命を頂いているコトを、うっかり忘れてしまいそう・・・
こうして、自分の手で魚をさばいたり、貝に砂を吐かせたりして料理することで、
あらためて、他の生き物たちの犠牲おかげで、私が生きているコトに気づきます。

「いただきます」と「ごちそうさまでした」は、
生き物たちの命に対し、私達が表わせる感謝とお礼の言葉なんですね。
気持ちをこめて、ちゃんと言わなければって思います。