長崎県 インフルエンザ流行マップ 第５・６週

インフルエンザ情報、店頭などが立て込んでしまい10日ぶりの更新となってしまいました。
お待ち頂いていた方、申し訳ありません。<(_ _)>
その代わり、昨日県から発表されたばかりの最新情報(第6週)と併せ、２週分をお届けします。

第６週のＭＡＰ(↑)と第５週のＭＡＰ(↓)
赤みが強い色→黄色(注意報レベル)へとなってきているのが分かりますね。



インフルエンザ第5週(1/26～2/1)、6週(2/2～2/8)の報告から。
県全体では定点あたり、37.64→21.21と第4週をピークに終息傾向にあります。
また、どの地区でも２週続けて終息傾向で唯一五島が注意報レベルを切り、はじめて「白色」の地区が出来ました。

しかし、毎月お世話になっているＮ社さんからは「社内でインフルエンザが大流行し、業務に支障が出てます」とも伺いました。
会社内・家庭内でうつしあうと、会社機能・家庭機能がマヒしてしまいますよね。
引き続きしっかり寝て免疫力を落とさないよう。うがい・手洗い・板藍茶！で防御して下さいね。

保健所管轄区別で 報告数の多い地区から

対馬市：45.00↓(先週:54.00↓　2週前:76.67↑　3週前:55.33↑)
　 県 北：34.25↓(先週:53.00↓　2週前:85.75↑　3週前:70.75↑)
佐世保市：26.91↓(先週:56.36↓　2週前:88.00↑　3週前:65.45↑)
壱岐市：23.00↓(先週:51.67↓　2週前:61.33↓　3週前:67.00↓)
県 南：19.13↓(先週:25.50↓　2週前:31.50↓　3週前:54.00↓)
長崎市：18.94↓(先週:33.24↓　2週前:54.47↑　3週前:52.88↑)
県 央：18.80↓(先週:38.20↓　2週前:63.50↓　3週前:76.40↑)
上五島：18.33↓(先週:31.33↓　2週前:55.67↑　3週前:47.00↓)
西 彼：13.50↓(先週:24.83↓　2週前:36.67↑　3週前:35.50↑)
五島市： 9.80↓(先週:18.40↓　2週前:22.00↓　3週前:42.60↑)

《 出典：長崎県感染症情報センター「長崎県感染症発生動向調査速報」 第5・6週　週報概要》

NBCラジオで「健忘症」についてお話ししてきました

2/12にNBCラジオの「漢方健康日記」で「健忘症」についてお話ししてきました。
健忘症とはいわゆる「もの忘れ」とか「ど忘れ」の事です。
「人の名前が出て来ない」とか、「大事にしまったものがどこに置いたっけ？」とか「ほらほら、あれ。あれ」みたいなことありませんか？


ある程度は加齢と共に出てくる症状ですが、20代30代にも深刻な物忘れに悩む人が増えてきているそうです。
いくつであっても、度を超していれば仕事や日常生活に影響があります。
脳には全身の血液のうち15%が供給され、酸素消費量は全身の２割にもなります。
健忘症は一種の記憶障害。脳血流と深い関係がある疾患です。


原因の1つには「気血両虚」(エネルギーと血液の不足)が挙げられます。
体質的にもともとエネルギーや血液が不足していたり、過労や長時間の頭脳労働によって気血が消耗してしまい、脳に血液が不足し症状が現れます。
物忘れのほか、頭がぼーっとするとか記憶力や集中力・理解力の低下、疲れやすい・立ちくらみや動悸・息切れ・不眠・不安などの症状を伴うことが多いです。こんな方にオススメなのは心脾顆粒。


胃腸を元気にしてエネルギーと血液を補い、脳の疲れを和らげて精神を安定させる働きがあります。
頭をよく使う方や受験生、不眠や不安感がある方、ストレスが多い現代人にはぴったりのお薬です。

2つめには「血行不良」が挙げられます。脳は血液が大好きな臓器ですから、血流が悪くなっている状態＝頭痛や肩こり・生活習慣病などある方は物忘れに陥りやすい体質です。オススメなのは冠元顆粒＋温胆湯。

３つめには「腎虚」。加齢と共に腎が弱ると、深い関わり合いのある脳髄も弱って脳の萎縮や物忘れが出てきます。
オススメなのは体質に合った補腎薬です。

ひとえに「健忘症」といっても原因はさまざま。放っておくと認知症へ進むこともあります。
しっかりと脳血流を確保し、腎を補うことで「健忘症」は改善出来ます。お店ではお薬と共に生活養生や食養生などもアドバイスしています。

物忘れをはじめ、気になる症状がある方は、店頭でご相談下さい(^-^)/
お待ちしています♪

スタッフ：夏苅　竜子

女性の身体を知る その２：体質を知る

　体質チェック

「女性の体を知る」　その２・・・体質を知る

目に見えるものから、見えない体質の偏りがわかります。
体質を知らずにいると、自分には合わない生活習慣や食品で一層体質を悪化させてしまうことも。

１. 月経血の色でわかること
正常な月経血の色は、赤（ケガの出血よりも少し暗い赤）です。
それと比較して、
◆淡紅（薄い）＝血虚：貧血・血液不足
出やすい症状はめまい、冷える、だるい、下痢、むくみなど。
月経周期が長い、流産、早産、胎児の発育不良などの生じやすい体質です。

◆暗紅（暗い）＝血お：血流が悪い・血液がドロドロ
出やすい症状はシミ、肩こり、冷え、便秘など。
月経痛、月経血の塊、月経前症候群（イライラ、胸の脹り、お腹の脹りなど）、排卵障害、着床障害、流産、早産、筋腫などの生じやすい体質です。

◆鮮紅（明るい）＝血熱：熱がこもっている
出やすい症状はニキビ、ほてり、不正出血、イライラ、口渇、便秘など。
月経周期が短い、着床障害、流産などの生じやすい体質です。

２. 舌でわかること
舌の色や形、表面の苔（分泌物）は体質・体調のバロメーターです。

◆淡紅―血虚：貧血、血液不足
◆暗紅―血お：血流が悪い、血液がドロドロ
◆鮮紅―血熱：熱がこもっている
◆舌の周りがガタガタ（歯痕）―元気がない、消化器系が弱い
◆苔がない―体液・体に必要な水分が不足している
◆苔が黄色い―老廃物が溜まっている
◆苔が白い―冷えている
◆苔が厚い―水分代謝が悪い


３. オリモノでわかること
排卵が近づくと、精子が卵まで泳いでいくのを助ける頸管粘液が多く分泌されるようになります。指につけると１０ｃｍ位糸をひく、卵の白身のような透明なオリモノが３日以上続くのが正常です。このオリモノが少なかったり質が良くないと、精子が卵にたどり着く前に力尽きてしまいます。
～オリモノの異常と原因～
◆排卵期のオリモノが少ない　・・・卵の発育が悪くエストロゲンというホルモンが不足している、頸管の炎症など。
◆いつもオリモノが多い・・・体質の偏りを現します。白い・水っぽいオリモノは冷え、水分代謝不良。粘っこい・黄色いオリモノは感染や炎症。濃いオリモノは精子の運動を妨げ、妊娠しにくい原因になります。

　劉先生の個別相談の様子

その３へつづく

女性の身体を知る その１：月経を知る

　長崎県美術館２階ホール

２０１５年１月２５日、長崎県美術館で開催した
龍虎堂薬局妊活セミナー『あなたの知りたい妊活の話』では、
中医学講師の劉伶（りゅう・れい）先生が女性の体・男性の体・赤ちゃんを授かるためのポイントをわかりやすく説明。

セミナー終了後は個別相談も実施、大盛況のうちに終了しました。たくさんのご参加ありがとうございました！
　個別相談の様子
　試飲もできます♪

子宝ブログでは、今回から５回シリーズでセミナーの内容をお伝えします。

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「女性の体を知る」　その１・・・月経を知る
まずは、正常な生理（月経）を知ることから始めましょう。どういう生理が「正常」かがわからないと異常に気付くことができません。

１. 正常な月経周期：２８～３５日前後
月経は脳・卵巣・子宮が連動して行う妊娠の準備です。
毎周期、脳からの指令を受けて卵巣の中で卵が育ちます。卵が成熟して卵巣から飛び出す＝排卵するまでの期間が基礎体温の「低温期」、排卵し精子と受精して着床・成長する期間が「高温期」です。正常な高温期は１２～１４日間なので、月経周期の個人差は主に低温期の長さ＝卵が育って排卵するまでの期間の違いです。
～月経周期の異常と原因～
◆月経周期が短い（２４日以下）・・・卵巣機能低下、加齢、黄体機能不全など
◆月経周期が長い（３９日以上）・・・卵巣機能低下、ＰＣＯ（多嚢胞性卵巣）、体重減少、高プロラクチン血症など
◆月経周期が乱れる・・・高プロラクチン血症、ＰＣＯＳ（多嚢胞性卵巣症候群）、卵巣機能低下など
◆月経がない・・・無排卵、ＰＯＦ（卵巣機能低下症）など

２. 正常な月経期間：５～７日
月経の出血は子宮内膜が剥がれ落ちて血液と一緒に排出されるもの。子宮内膜の厚みと血流の良しあしで排出量と期間が変わってきます。
～月経期間の異常と原因～
◆月経期間が短い（３日以下）・・・子宮内膜が薄い、卵の発育が悪いなど
◆月経期間が長い（８日以上）・・・ホルモンバランスが崩れているなど

３. 月経血に塊がない
月経血にレバーのような塊や内膜様のものが混じるのは、子宮の血流が悪いというサイン。そのこと自体妊娠しにくい原因と言えますし、子宮や卵巣の病気に繋がることもあります。

４. 月経痛がない
正常な生理には、多少下腹の重い感じが伴うことはあっても“痛み”はありません。痛みは血流の悪さ、冷え、子宮の収縮、炎症などの現れです。月経痛は子宮内膜症、子宮腺筋症、卵巣嚢腫、子宮筋腫などと深くかかわり、着床障害、不妊、流産の原因になります。また、鎮痛剤を常用していると血流がどんどん悪くなり、自己治癒力も低下していきます。

その２へつづく

長崎県 インフルエンザ流行マップ 第４週

県発表の「感染症発生動向調査」より、第4週(1/19～1/25)のインフルエンザの流行を地図にしてみました。



前週の状況は↓



県としては定点当たり57.64。第３週とほぼ横ばいですが、佐世保・県北地区では80を越えて大流行中です。
２週続けて下がっている所もありますが、油断大敵！　呼吸器や循環器系の慢性疾患がある方、乳幼児や高齢者は特に注意が必要です。


保健所管轄区別で 報告数の多い地区から

佐世保市：88.00（↑前週:65.45 ↑2週前:53.73)
県北：85.75　　（↑前週:70.75 ↑2週前:37.25)
対馬市：76.67　（↑前週:55.33 ↑2週前:38.33)
県央：63.50　　（↓前週:76.40 ↑2週前:53.50)
壱岐市：61.33　（↓前週:67.00 ↓2週前:74.33)
上五島：55.67　（↑前週:47.00 ↓2週前:80.33)
長崎市：54.47　（↑前週:52.88 ↑2週前:49.35)
西彼：36.67　　（↑前週:35.50 ↑2週前:27.50)
県南：31.50　　（↓前週:54.00 ↓2週前:57.75)
五島市：22.00　（↓前週:42.60 ↓2週前:48.00)

《 出典：長崎県感染症情報センター「長崎県感染症発生動向調査速報」 第4週　週報概要》


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マスク・手洗いの励行と、飲めるうがい液「板藍茶」をオススメします！