長崎・龍虎堂薬局 子宝・不妊相談blog ~あなたにもかわいい赤ちゃんを…~  

中国漢方による『周期調節法』での子宝相談! 不妊症や治療にお悩みの方へのお役立ち情報と薬局の情報をupしていきます。

第21回 「子宮腺筋症で不妊」

2005年11月25日 | こうのとりがやってきた~店頭の症例から~
35才で結婚5年目、子宮腺筋症と内膜症の方。
人工授精4回の後、1年間に3回体外受精をされ、1年あまり治療を休んだ後来店されました。生理は3日間で少なく、月経血も黒ずみ大小の塊がありました。生理痛は以前温経湯を1ヶ月のんで軽くなったそうですが、排卵痛と生理前の腹痛がありました。体質は冷え症で疲れやすく、カゼも引きやすい、舌も唇も黒ずんでいました。

体温表は二相性ですが、内膜症特有の全体がギザギザでした。腺筋症は、子宮の筋層内に転移した内膜が出血をおこしており、お血もありますが炎症状態なのです。
体温が下がらないまま来潮し、痛みの原因となるお血を排泄するためにきゅう帰調血飲と、内膜症によく使われるピクノジェノールシベリア霊芝をお送りしました。
2ヶ月して痛みがなくなった頃、体を元気にする参茸丸やイライラの逍遥丸も飲んで頂き、カゼ引かなくなり体力がつきました。低温期に瀉火補腎丸を加えて1年間継続され、2年ぶりに体外受精を受けました。

高温期9日目頃から薄赤い出血と腹痛が続き、今回もダメ…とあきらめて病院に行くと「妊娠してるヨ!」といわれてビックリ…、という喜びのFaxが届きました。

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