隆々ブログ

小平市議会議員 立花隆一の活動報告です。

選挙雑稿③、「議会は、結局、変わらないのか?」

2011-04-29 | 議会改革

4月24日の小平市議選の結果、当選した28名の内容を再度、確認してみます。

初当選  10名 (20代-2名、30代-4名、40代-1名、50代-0名、60歳以上-3名)

2期目   9名 (20代-0名、30代-2名、40代-1名、50代-4名、60歳以上-2名)

3期目   4名 (20代-0名、30代-0名、40代-1名、50代-3名、60歳以上-0名)

4期目   4名 (20代-0名、30代-0名、40代-0名、50代-2名、60歳以上-2名)

5期目   1名 (20代-0名、30代-0名、40代-0名、50代-1名、60歳以上-0名)

世代的にみると、20・30代は8名、40・50代は13名、60歳以上は7名となっています。期別でみると、1・2期に20・30代が8名、40・50代が6名いるという構成で、3~5期に40・50代が7名となっています。

この議員構成を、どのように分析するかですが、世代的にみると(1・2期中心)若さの20・30代の8名と、(3~5期中心)働き盛りの40・50代の7名が、どんな議論を進めるのか、という点に注目しています。

地方議会には、「会派は存在しない。」、とよく言われますが、実際は、国とまったく同じミニ国会となっています。

その現状を乗り越え、「市民のための議会」に生まれ変わるためには、その会派という枠を乗り越え、議員間の討論(政策議論)を通じて、「チーム28」へとレベルアップしなくてはなりません。

もし、小平市議会が、あい変わらずの「村議会」に固執するなら、「議会基本条例」を制定し、働く議員へと変えるためのシステムを導入する必要があります。

これからの議会は、「変わらない」とういう受け身ではなく、「自ら、変える」という強い意志と行動で不断の改革を進めることです。