3月31日にお会いした方との「市民との対話」です。
「自衛隊の存在と実行力に感心した。」、「今はまさに有事です。」、「有事だから自衛隊が必要であることがわかった。」と、お会いしたばかりなのに、次々に言葉が飛んできました。誰かに話をしたかったという女性は、堪え切れない感情と思いを伝えきました。
確かに、テレビを一日中、見ていると震災での死者の悲惨な状況と、被災地の現状や原発について、日々変化する状況を見るたび、心が痛みます。
被災地でもないのにPTSDになって病院に担ぎ込まれる人が多くいるそうですが、本当にそういうことが、よくわかります。
その話の中で出てきたのが、自衛隊の「兵站=ロジスティックス」ということです。その方から、有事には重要な後方支援をどこが、どのように的確に担うのかということが、前線で戦っている人の生死を分ける大変重要な役割であるとの指摘です。対話が進むにつれ、兵站こそ戦略と組織そのものであることを痛感しました。
それが、今回の震災では自衛隊が勇気をもって、現場の「兵站」を担っていたという事実です。
だから、「自衛隊はすごい!日本もまだ、捨てたものではない。」との言葉に繋がったようでした。