市議会選挙の3日目、この日も駅頭での挨拶からスタートしました。6時50分に着いたせいか、誰もいないので、良い場所がとれました。
7時20分に、腰パン・茶髪の二人のお供を連れた民主党の若い候補者は着くなり、市民への挨拶を始めましたが、スーツに赤いタスキで、頭は下げずに、「おはようございます!」といって元気だけは見立ちます。しかし、両手は前で結び、腰は曲げることなく、まるで、駅前で掛け声をかける居酒屋の呼び込みのように見えました。何か違います。
4日目の駅頭では、共産党の若い候補者。総勢5名で挨拶を始めましたが、同行していた先輩議員は頭が低くく、声も出ていますが、周りの迷惑を顧みず狼煙旗を4本掲げ、本人は頭を下げることなく、時々手を振るだけです。誰が候補者なのか一見して判りません。昔の自民党とまったく同じことをやっています。驚きです。何か違います。
その姿を見て、市議会議員(候補者)の朝(夜)の挨拶とは何か、考えさせられました。 運動員から、「なぜ?立花さんは一人でやるんですか?」と問われたので、「議員になって10年間、選挙の度にこのスタイルでやってきました。その方が(立花の決意・意志が)市民、有権者に伝わるので、一人でやります」と答えました。
誰が見ていなくても、朝は、(自分の決意を)「おはようございます。」と、夜は深夜近くまで、(一日の活動報告を)「こんばんは。お帰りなさい。一日お疲れ様でした。」との挨拶の言葉に乗せて伝えるのです。
本当に(有権者・市民へ)伝えられているのかは疑問です。しかし、このごろは一人一人とアイコンタクトもできるようになりました。だから、多くの言葉を交わすのではく、自分の姿勢で伝えるのです。4年ごとのみそぎ(禊)です。
たぶん、このスタイルは、これからも変えることなく続けることになるでしょう。