黒坂黒太郎コカリナブログ

黒坂黒太郎のコカリナコンサート活動、東日本大震災被災地支援活動など

被災地支援コンサートVol.46  長野県塩尻市北小野地区  11月27日

2011-11-30 12:28:16 | インポート
 塩尻市は松本盆地の南端、長野県のほぼ中央に位置した人口6万の市。交通の要衝となっていて、JR中央線もここで東西に分かれる。ただ、今回支援コンサートが開かれたのは塩尻市の中心部から遙か離れた集落、北小野地区の公民館。お客さんはほとんどがその地区の皆さん。コンサートなどというモノを初めて観るという、お年寄り達も沢山集まってくれました。公民館長さん曰く「コンサートも公民館始まって以来のこと、200名もの人がここに集まったのも初めてのこと」。でもそれにしては、会場が素晴らしい。壁は美しい杉板が張られ、響きもとてもいいコンサートにピッタリのホール。コカリナの音が会場一杯に響き渡りました。そしてお婆ちゃん達も、涙しながら被災地の話や、被災松コカリナの音に耳を傾けてくれました。当日は長野の老舗テレビ局信越放送(SBC)のテレビが取材に入り、夜のニュースで流してくれました。放映が、ちょうど交流会が終ったところだったので、世話役の皆さんと一緒に鑑賞しました。


被災地支援(里唄)コンサートVol.45  長野県佐久穂町  11月26日

2011-11-30 10:47:30 | 被災地支援
長野県の東部、佐久地方にある佐久穂町は6年前、佐久町と八千穂村が合併してできた町。千曲川の源流が流れ、高原列車小海線が走るのどかな町。この町にもコカリナのサークルがある。コンサート会場になったのは「茂来館(もらいかん)」と呼ばれる真新しいコミュニティーホール。 このコンサートは震災前から決まっていた「里唄コンサート」に「被災地支援」の意味あいをもたせて行われました。よって「里唄」も誕生。この町にある日本一の白樺林をモチーフに「天使の森の唄」という里唄も創り、披露しました。また、「小海線私を乗せて」という僕が15年ほど前に作り、いまだに信越放送で毎週流されている歌や、さらに20年ほど前に、佐久の共同作業所「コスモスワーク」の皆さんのために創り、歌手の上条恒彦さんが歌ってくれたりした「コスモスの道」など、佐久の曲のオンパレードとなりました。なぜこれほど佐久の曲があるかというと、教師だった父が佐久の川上村というところに赴任していたため、子どもの頃よく遊びに行っていたので、佐久は思い出いっぱいの土地なのです。 コンサートはコカリナサークル「ときめきたい」も素晴らしい演奏を披露してくれて、とても盛り上がりました。 それにしても佐久は寒い。片付けが終わり、外に出ると肌はピリリと痛いほど。でもこの寒さが人々を温かくして来たのかもしれません。その後、心がポカポカになる交流会でした。


被災地支援コンサートVol.44  高知市  11月23日

2011-11-30 09:41:06 | 被災地支援
高知では初めての被災地支援コンサート。それどころかコカリナのコンサートも初めてです。高知の数少ないコカリナ愛好家の一人、Yさんご夫妻の力によって実現しました。前日に高知入り。龍馬空港という名前の空港にYさんご夫妻が迎えに出てくださいました。車の中でYさんご夫妻は、このコンサートを計画をしたときに、高知でどのくらいの人が来てくれるのか、とても心配で、このブログに書かれた、他の地域の「チケットが足りなくなり断るの大変だった」という報告を見て「一度あんな風に言ってみたいね」と言っていたのだそうです。ところがそれが現実になってしまったのだそうです。コンサート一週間前でチケットはSOLD OUT。その後断るのに大変だった、と嬉しそうに話されていました。その夜は土佐の美味しいお酒と新鮮な鰹のタタキをたらふくいただき、身も心もリフレッシュさせていただきました。翌朝、少し時間があったので高知城へ。昔のまま残されており、下級武士控えの間を見て、このあたりに龍馬さんも居たのだろうか?と感慨深く見学しました。コンサート会場は日本キリスト教団の教会。開演1時間前からお客さんが続々と来場くださり、予定通り超満員。コンサートの中で徳島コカリナのメンバーも含めた高知コカリナサークルの演奏もあり、とても盛り上がりました。これから高知でもコカリナが盛り上がっていくことでしょう。また、高知はアンパンマンの生みの親やなせたかしさんの出身地。アンパンマンの路面電車も走っていました。そして、被災地支援のタペストリーもキルトのアンパンマン。子ども達が喜んでくれそうです。