黒坂黒太郎コカリナブログ

黒坂黒太郎のコカリナコンサート活動、東日本大震災被災地支援活動など

コカリナ20周年コンサート満席の中で幕

2016-01-25 16:19:43 | 日記
1月16日(土)コカリナ20周年コンサートは美智子皇后様もご臨席くださり、東京芸術劇場大ホール満席のお客さんで大成功のウチに幕を降ろしました。
沢山のテレビや新聞も紹介してくださり、事務所は大わらわでした。コンサートの後、感動のお電話やお手紙を沢山いただきました。
その中の一つ、東京郊外にお住まいの方の長いお手紙の抜粋を紹介します。
・・・正に「新世界」でした。こんなに心揺さぶる音楽にふれたのは73年の人生で初めてでした。コカリナは美しき天然そのものですね。先生はおっしゃいましたね。「コカリナは人の声にも似ている」と。300人の合奏は温かい深みを帯びたハミングのような、いえ、天からの神の声かと思う崇高な音色でした。もう音楽以上の音楽で今もなお、感動の渦の中にいます。私の席から皇后陛下を拝見することができました。陛下もお身体を乗り出してコカリナに引き込まれていらっしゃいました。そしてお席から立ち上がらんばかりのご様子で拍手を続けていらっしゃいました。原爆で焼かれた木のコカリナの音色は身体の芯までふるわせ、その悲しみとコカリナとして復活した奇跡に思わず十字を切っていました。

沢山の皆さんのおかげで20周年コンサートを終えることができました。本当にありがとうございました。この20周年コンサートは4月に信州上田で、5月には福井でも行われます。




国立競技場のケヤキが和太鼓にも復活しました

2016-01-08 14:51:12 | 日記
昨年のちょうど今頃、国立競技場建て替え工事のために沢山の国立競技場周辺の木が伐採されました。それを譲り受け、コカリナと和太鼓に蘇らせるプロジェクトを展開してきました。コカリナはすでに500本が作製され、国立競技場近隣の小学生達などにより演奏されておりますが、この度、和太鼓も完成しました。この和太鼓は1月16日(土)東京芸術劇場(池袋)で行われる「コカリナ20周年記念コンサート」において、コカリナと共に共演、披露されます。もしかしたら廃棄されてしまっていたかもしれない木がこんな風に復活できたことは涙が出るほど嬉しく思います。協力してくださった国立競技場のスタッフの皆さん、太鼓センターの東さん、製作してくださった浅野太鼓さんに心から感謝します。
 和太鼓はこれが第1号でこれから大小あわせて約200台が作られる予定です。またコカリナはこれから約5000本を目指して製作される予定です。そしていつの日か、完成した新国立競技場でこの木たちの音色を響き渡らせたいと思います。新国立競技場は「木と緑のスタジアム」です。