黒坂黒太郎コカリナブログ

黒坂黒太郎のコカリナコンサート活動、東日本大震災被災地支援活動など

新しいCD「青春の森」「あなたに会えて」を聴いてみてください

2016-12-07 12:46:30 | 日記
 10月下旬から11月下旬まで約1ヶ月、毎日のようにスタジオに通い、夜遅くまでかけ録音してきたCD録音がようやく終わりました。
新年1月11日にキングレコードより発売になります。
 今回は、「コカリナ」と「矢口の歌」のCD2枚同時発売です。
 「コカリナ」のCDにはここ1,2年の間に作ってきた新曲を沢山入れました。
 原発事故により人口がゼロとなった福島県双葉町の公園や学校の校庭で懸命に命をつなげようとしているクローバーの花を曲にした「双葉町のクローバー」や国立競技場から「学徒出陣」した若者達に思いを寄せ創った「青春の森」、そしてCD製作が始まってから曲が完成し、いきなりボーナストラックとして入れさせていただいた「少年よ行け。広い世界に」。その他、楽しい曲「飯能 山歩きマーチ」「コカリナの森のキツツキたち」そしてコカリナ上級者アンサンブルの重厚なハーモニーで「故郷の山に」「歓びの歌ファンタジー」など16曲入っています。
 また矢口周美のCDは、子ども達の卒業のために何年か前に創った「思い出を越えて」で始まり、「郷」「夏の終わりに」など木管アンサンブルや弦楽四重奏をバックに周美が軽やかに歌い上げます。そして里唄として創った「アンダンテ鉄道」「美(うつ)くしむ知床」。「美(うつ)くしむ知床」はコントラバスコカリナからソプラノコカリナまで7パート、コカリナだけのハーモニーに乗せて周美が歌っています。また最近コンサートでよく歌っているアイルランド民謡「ふるさとの古い家」「ダニーボーイ」も入れました。
 是非お聴きになってみて下さい。先行予約を始めました。コカリナ友の会の皆さんには様々な特典があります。お問い合わせください。 ℡03-5626-1581
        


新国立競技場工事安全祈願コンサート盛況の内に終了  11月27日(日)

2016-12-01 17:56:01 | 日記
 コンサート3日前の東京は猛烈な寒波が押し寄せ、観測史上初の11月の積雪。その寒さはまだ尾を引いている。当日の天気予報は曇り時々雨。会場は小学校の体育館。観客には地域のお年寄り達も沢山来てくれるとのこと。寒い中聴いてくださり、体調を崩されたらどうしようか?と心配しました。
 ところが、天気予報は見事にハズレてくれ、日差しも見えている。気温も昼になりグンと上昇。体育館でも寒くはない。会場一杯のお客さんがご来場下さった中、黒坂コンサート、子ども達と地域のお年寄りで作る合奏団の演奏、年齢制限71歳以上のコカリナ合奏団「LIFE」、東京コカリナアンサンブルの演奏、と続きました。校長先生達も「コカリナと子ども達」について語ってくださったり、会場の垂れ幕を書いてくださった83才の地元のお爺さんが戦争中国立競技場で行われた「学徒出陣壮行会」の悲壮な光景についてお話ししてくださいました。
  もう決して同じような事が繰り返されてはなりません。新しくできる新国立競技場が「平和の新国立競技場」であり続けるを祈りながら、コンサートの最後にアメージング・ピース(素晴らしき平和)を被爆樹コカリナと矢口周美の歌で演奏、締めくくりました。