9月24日(月、祭)の天気は薄曇り、野外での演奏には最高の天気でした。
その清々しい秋空の下、新国立競技場の建設により伐採されなければならなかった木からできたコカリナの演奏が、四谷第六小学校の子ども達も含めた約80名のコカリナ愛好家により行われました。午前10時半からは新国立建設現場を200メートル後方に見ることができる神宮絵画館前、そして午後2時半からは新国立競技場の西側に隣接する建国記念文庫公園。絵画館前はピポ駅伝の開会式。「ピポ駅伝」とは障害者と共に走る駅伝で毎年この場所で行われている大会です。コカリナのメンバーの中には演奏するだけでなく、障害者と共に走った者もいて、楽しい大会でした。駅伝終了後、四谷第六小学校に歩いて移動、そこでお弁当を食べながら、交流コンサート。黒坂、矢口の演奏から始まり、コカリナ合奏団の演奏。約30分のステージ。その後、再び国立競技場の近くに戻り、建設中の音が響く建国記念文庫公園で演奏を行いました。建国記念公園は大きな木々が林立する森。その木々はコカリナになった木達と同じ頃植えられたと思われる兄弟の木です。その木々達に「ふるさと」「大樹の祈り」「歓びの歌」「世界中の友達に平和を」「オオスザンナ」などを響かせました。木々達は「お帰り」と言っているように優しい風に葉っぱを揺らしながら、コカリナの音に応えてくれました。読売新聞、朝日新聞(どちらも東京版)
に大きく載せていただきました。