黒坂黒太郎コカリナブログ

黒坂黒太郎のコカリナコンサート活動、東日本大震災被災地支援活動など

8月 流山平和コンサートそして広島

2015-08-11 22:48:10 | 日記
毎年8月の声を聴くと平和コンサートの季節になります。特に今年は国会で、戦後安全保障の大転換とも言える「安保法制」が論議される中で迎えたこの季節はいつもとは違う熱を感じます。
 8月2日、千葉県流山市で「明日も平和であるために、黒坂黒太郎コカリナコンサート」戦後70年、戦争を語り継ぐイベントとして行われたコンサートには、流山のコカリナ約30名、合唱団100名、総勢130名が一緒に舞台乗ってくださり、文化会館満員のお客さんで大成功のうちに終了しました。流山では2年に一度のペースでこのようなコンサートを作っていただいています。平和について真剣に考え、平和の大切さを独創的に市民に伝えていくこの町の文化水準の高さには感銘を受けます。
 流山のコンサートの後、恒例になっている広島へ向かいました。全国高校生平和集会。もう30年近く、この集会でコンサートをもたせていただいております。今年の会場は広島国際大学。フランスの高校生始め全世界、全国から集まった高校生達が平和について語り、その最後にコンサートをさせて貰いました。今回は、先頃結成されたばかりの70歳以上のコカリナ合奏団「LIFE」のメンバーも13人同行、コンサートの中で国立競技場の木でできたコカリナでビルマの竪琴の挿入歌「埴生の宿」を演奏してくれました。高校生達は戦争を知っている皆さんが奏でる国立の木の音に真剣に耳を傾け、自分たちと同じ年代で戦争に行かなければならなかった動員学徒に思いを寄せてくれたようでした。
高校生とのコンサートの後は平和公園で路上演奏、また翌日も「世界子ども平和像」の前で演奏を続けました。
流山平和コンサート

広島世界子ども平和像の前で