黒坂黒太郎コカリナブログ

黒坂黒太郎のコカリナコンサート活動、東日本大震災被災地支援活動など

いよいよ被災松復活

2011-09-29 10:11:53 | 被災地支援
10月2日、石巻西光寺にて行われる「復興祈念コンサート」にて、いよいよ石巻門脇の被災松コカリナが発表され、
石巻の青空に110名の大合奏団によって高らかに響き渡ります。

真っ黒く焼けた木からできあがった被災松バリトンコカリナ
「朝ズバ!」でも演奏、大好評でした。


被災地支援コンサートVol.29, Vol.30 上越市、糸魚川市

2011-09-28 22:58:27 | 被災地支援
9月23日上越、24日糸魚川 と、立て続けに新潟県の西の町で支援コンサートを行いました。両市とも、日本海に面した美しい町。魚が美味しく、海岸沿いの道を走っていると朝あがったばかりの新鮮な魚介類を売る市場があちこちに見られます。ついつい立ち寄ってしまう。会場は上越市は「謙信交流会館」という越後が生んだ名将上杉謙信の名前を付けた地域コミュニティーセンター。120名ぐらいしか入らないホールに150名ほどのお客さん。熱気に溢れた会場となりました。糸魚川も少し大きめなコミュニティーセンターのホール。目の前に大海原が開け、リハーサルするのも忘れてボーッと海をを見つめていました。この二つの町、以前にも何度かコンサートをやっているのですが、お客さんのノリがとっても良いのです。拍手が他の町と違う、といつも思ってしまうのです。力強い、何か演者を励ますような拍手なのです。それはこの地がまさに「越後瞽女」(えちごぜ)の地だから、と確信するのです。この地の人々は、ここに本拠を構え、越後全域を旅する盲目の女性旅芸能集団をこんな力強い拍手で励まし続けたのでしょう。糸魚川はまた早稲大学の校歌などを作詞した「相馬御風(そうまぎょふう)」さんの出身地でもあります。コンサートの中で相馬御風作詞、中山晋平作曲の「夏の雲」を矢口が歌わせてもらいました。


被災地支援コンサートVol.28長野県高山村

2011-09-21 22:59:55 | 被災地支援
高山村は長野市から車で1時間ほど西に上った山の上にある村。「日本で最も美しい村」連合にも加盟している自然豊かな村。特にこの村の「しだれ桜」 群 は有名で、多くの写真家達のあこがれのスポットになっています。3年ほどまえこの村でコンサートをさせていただき、ちょうど「しだれ桜」が満開だった春であったので、その風景を「しだれ桜の木の下で」という曲に創らせていただきました。今回は、その歌も含め、子ども達のコカリナサークル、お母さん達のコカリナサークルと次々と登場してくださり、満開のしだれ桜のようににぎやかな支援コンサートになりました。村長さんも最初から最後までずっと鑑賞してくださり、コンサートの途中で素晴らしい挨拶を贈ってくださいました。終了後は、なんと言っても高山のそば。そば好きの私にとってはたまらない村です。


被災地支援コンサートvol.27長野本郷教会

2011-09-21 22:37:39 | インポート
あの善光寺から東に2キロほど行った住宅街に、その教会はありました。一見すると教会とは思えない、私邸のような落ち着きを持った教会。中に入ると、内装は木の壁が張られ、リハーサルを始めた途端、その木と響き合う音がなんとも心地よく、時間を忘れてやり続けてしまうほどでした。その小さな礼拝堂一杯に集まってくださったお客さん。とても熱心に聞き入ってくださり、被災地への思いを「つむぐ」事ができました。途中で演奏してくれた「長野コカリナアンサンブル」も、和音を取るのが難しい「フィンランディア」をCバスコカリナも沢山入れ、素晴らしいハーモニーを響かせてくれました。
打ち上げはポコア・ポコという洋食屋さん。全ての料理が美味しかったのですが、オムライスは絶品。明るいママさん、そのオムライスにピッタリの赤ワイン。アルコールが入っての演奏は絶対しない主義のワタクシがついつい雰囲気に乗せられて、やってしまいました。コンサートとは関係のないお客さんもいたのに皆さんで拍手してくださり、素敵な夜でした。
手作りの小屋食(コンサート前にいただく食事)に大感動!中央にあるのは「おやき」。