4月9日 上田市文化会館サントミューゼ大ホールにて「コカリナ二十歳のコンサート」が行われます。そこで演奏される380名のコカリナ大合奏による組曲「大樹の歌」の最後の練習が上田市の隣坂城町のホールで行われました。コンサートは1月16日東京芸術劇場で行われた20周年コンサートのプログラムを中心に、上田独自のプログラムも予定されています。そのひとつが、この組曲です。勿論本邦初演。長野のコカリナが始まってから演奏され続けてきた曲を組み合わせ、地球の太古から近代までの森をコカリナ、歌、和太鼓、コントラバス、ピアノ、朗読で表現します。プロローグは、コカリナの草創期、信州大学教育学部の学生で長野オリンピックの時、子ども達にコカリナの指導をし活躍しつつも、急性の悪性腫瘍のため若くしてこの世を去った故田中新吾君が遺してくれた曲「太古の森の歌」、そして子供達を中心にした演奏で文部省唱歌「とんび」。3曲目は「風と森とふくろう達」。この曲は長野オリンピックの時にオリンピックが真に「平和のオリンピック」になるようにと創り、オリンピック開催中に競技場や表彰式会場などあらゆるところで演奏され続けました。美智子皇后様はそれをご覧になりコカリナのファンになって下さったとのことです。そして、国立競技場の伐採ケヤキでできた和太鼓のリズムに載せて「大樹の祈り」と続き最後は「歓びの歌ファンタジー」ショートバージョン。東京劇術劇場のコンサートでは、合唱団、独唱も入れて、もう少し長いバージョンを演奏しましたが、この組曲では子供達のコカリナを中心にし、少し短いバージョンで聴いていただきます。
400名近いコカリナの大合奏はもの凄い迫力です。是非お出かけください、と言いたいところなのですが、チケットは3ヶ月前に完売してしまいました。チケットをお持ちでない方はまたいつかの機会にお聴きください。
400名近いコカリナの大合奏はもの凄い迫力です。是非お出かけください、と言いたいところなのですが、チケットは3ヶ月前に完売してしまいました。チケットをお持ちでない方はまたいつかの機会にお聴きください。