黒坂黒太郎コカリナブログ

黒坂黒太郎のコカリナコンサート活動、東日本大震災被災地支援活動など

被災地支援コンサートは2月23日100回を迎えます

2013-12-28 11:48:55 | 被災地支援
東日本大震災震災発生1ヶ月後、「ともかく被災地のために何かしなければ」と始まった「コカリナとうたでつむぐコンサート」は現在97回まで回を重ね、1月の埼玉、2月8日の栃木、そして2月23日黒坂の故郷である上田市で100回も迎えそれをフィナーレとします。このコンサートは全国津津浦々、小さな集会場から大ホールまで場所を選ぶことなく展開、ようやく100回に到達することができました。よく、「大変なことをされていますね」とか「お疲れでしょ?」とか言われることがあるのですが、このコンサートに限っては、そんなことは微塵も感じることなく進めて来る事ができました。それはやはり主催者やお客さんの「被災地のために少しでも役立ちたい」という熱い思いがコンサートの中に流れていたからだと思うのです。40年間コンサートをやり続けてきて、こんな熱い思いに支えられてまとまったコンサートを作れたのは初めてのことのように思います。今、100回を迎えるにあたって一言感想を、と問われたら迷わず言えます。月並みな言い方ですが「人間ってやっぱり素晴らしい」と。そして、そこに付け加えたいのです「政治はどうあれ、人々の心は確実に進化している」と。被災地はまだまだ、復興が進んでいません。このコンサートが終了後は、「奇跡の一本松コカリナ」を奏でながら、支援コンサートを続けたいと思います。
  2月23日、極寒の信州ですが、春のようなコンサートになると思われます。是非、お出かけ下さい。



奇跡の一本松コカリナコンサート

2013-12-17 11:31:01 | 被災地支援
奇跡の一本松コカリナコンサートは満席のお客さんのもと大成功のウチに終了することができました。ほとんどのコカリナが初舞台。でも頑張って鳴ってくれました。これからこのコカリナを日本中で世界中で演奏し、被災地を応援し続けたいと思います。

ユーチューブ
http://www.youtube.com/watch?v=4CcBxtsC1sw



朝日新聞


被災地支援コンサートVol.97   宮城県山元町  11月28日

2013-12-09 22:46:06 | 被災地支援
宮城県山元町は宮城県の最南端にある人口1万3000人ほどの町。東日本大震災の大津波で634人の人々が亡くなり、約3000棟の家が流されました。
 11月28日、この町で被災地支援コンサートが行われました。山元町に到着するなり、すぐに被災した町を案内していただきました。まず、連れて行っていただいたのは海辺にある中浜小学校。ここは先日、「震災遺構」として残されることになったそうですが、その被害状況は凄まじく、2年経った今でも、震災当時のままの光景が残されていました。この学校では子ども達と先生が、2階まで来た津波から逃げるため屋根裏に避難し、そこで一夜を明かし、全員が自衛隊のヘリコプターに助け出されたのだそうです。そして、数本を残し流されてしまった松林、跡形もなくなってしまったJRの線路。この町も、石巻や陸前高田と同じように大変な被害に遭っていたのでした。しかもこの町は宮城県といえども福島県と隣接した町。原発事故による放射能汚染も心配されています。 
 コンサートの会場となったのは「のぞみセンター」というキリスト教関係の復興施設
会場はこぢんまりしたホールだったのですが、なにせ初めての町。どのくらいのお客さんが来てくれるか心配されましたが、会場一杯の沢山の皆さんがご来場下さいました。


神戸で「奇跡の一本松コカリナ」演奏

2013-12-01 09:57:02 | 被災地支援
 11月27日、神戸長田区のピフレホールにて黒坂黒太郎(正文)40周年コンサートが行われました。平日の昼間なのに沢山の皆さんがご来場下さり、会場は満席。その中で「奇跡の一本松コカリナ」を使い4曲演奏しました。初めてのことです。18年前、日本に来たばかりのコカリナを初演したのも神戸でした。ここはやはり「始まりの町」です。「奇跡の一本松コカリナ」の演奏は、関西のテレビや共同通信が取材してくれ全国に配信されました。山手線のテロップニュースでも流れていたとか・・。


日本経済新聞