黒坂黒太郎コカリナブログ

黒坂黒太郎のコカリナコンサート活動、東日本大震災被災地支援活動など

被災地支援コンサートVol.11 長野市若穂にて

2011-05-31 22:45:06 | 被災地支援
長野市若穂
長野市若穂は長野市の東に位置する農村地帯。リンゴ畑が山裾まで広がっている。支援コンサートの会場は、山極にあるお寺長福寺。2年前に建て直されたばかりという真新しい本堂を使わせていただき、住職さんもずっとコンサートに参加してくださった。若穂のコカリナグループ「エーデルワイス」が頑張ってくださり、当日は大雨の天気だというのに会場はお客さんでギュウギュウ詰めの満杯。エーデルワイスもコンサートの中で演奏。本堂の真新しい柱に優しいコカリナの音色を響かせていました。コンサート終了と共に、本堂にて打ち上げ。奥さん達が作った手料理がづらりと並び、これがなんとも美味しい。そしてその場で始まった「謡(うたい)」(能の音楽のお囃子がないもの)の演奏に度肝を抜かれました。なにやらこの地域では松代藩によって「謡い」が奨励され、村の集まりがあるたびに皆で「謡い」を唱えていたのだとか・・。


被災地支援コンサートVol.10長野県 東御市にて

2011-05-31 22:42:25 | 被災地支援
東御(とうみ)市
聞き慣れない町の名前と思われる方も多いのでは。旧東部町と旧北御牧村が合併して東御市となった。支援コンサートの会場は東御市総合福祉センター。上田市に近いこの町には親戚や同級生が沢山住んでおり、その皆さんがおいでくださり、なにやら少し気恥ずかしい気分。この町の名産はクルミ。それも「菓子クルミ」と呼ばれる美味しい種を持つクルミで、今回このコンサートのために急遽クルミの木からコカリナが作られ、それで「木立を抜ける風の音」を演奏しました。普通のクルミのコカリナより柔らかい音がしてなかなかいい。そして吹いていると、「菓子クルミ」の甘い香りが漂ってくる。東御市はクルミの生産日本一を誇るが、今後「菓子クルミコカリナ」も名産品になると嬉しい。


被災地支援コンサートVol.9 小諸市にて

2011-05-31 22:37:18 | 被災地支援
「小諸なる古城のほとり雲白く遊子(ゆうし)悲しむ」と島崎藤村が唱えた小諸は浅間山麓の歴史ある町。この町の商店街のオカミさん達が中心になり被災地支援コンサートを作ってくれました。そのオカミさん達が「りんどう会」というコカリナのグループを作り演奏しているのです。場所はJA(農協)の結婚式場。会場の入り口には可愛らしい手作りのお地蔵さんが。コンサートの中でりんどう会も「信濃の国」などを演奏してくれました。
原発の事故で小諸市に避難している福島県川内村の皆さんも参加してくださり、「心底励まされました」と言って帰って行かれました。 


被災地支援コンサートVol.8 白馬村にて

2011-05-31 17:50:59 | 被災地支援
白馬村は長野県の西南の端、白馬の大雪渓で知られる北アルプスの麓の村、スキー場も多く、長野オリンピックの時に日の丸飛行隊が大活躍したジャンプ台はこの村にあります。
5月25日、オリンピック記念ホールで被災地支援コンサートがもたれました。この村では今までも何度かコンサートを持っていますが、今回は村の教育委員会が全面的に協力してくださり、いち早く実現することができました。ゲストとして村の合唱団の皆さんが登場してくださり、「ふるさと」。そして被災地への思いを込めて「浜辺のうた」を演奏してくださいました。黒坂はその合唱にオブリガートを付けました。前日までの雨がやみ、残雪が残る北アルプスの山々が光り輝き出迎えてくれました。
翌日、宿のご主人に青鬼(あおに)という集落に連れて行っていただきました。のどかな村でした。