浦里小学校の子どもたちにプレゼントされるコカリナ

浦里小学校の子どもたちにプレゼントされるコカリナができあがってきています。
まるでひとりひとりの子どもたちのようです。
こげ茶色が杉、うす茶色がアカマツ。
どちらも素晴らしい音がします。
この後、このコカリナにひとつひとつ丁寧な刻印がほどこされ、下旬に子どもたちにプレゼントされる予定です。

被災地支援コンサートVol.７９ 大阪市 11月１８日

　大阪のど真ん中、ＪＲ大阪駅から徒歩１０分の所にある「エルセラーン化粧品」のコンサートホールにて被災地支援コンサートが行われました。この化粧品会社のメンバーの皆さんが企画してくださり、一般にも開放し行ってくれました。大阪で被災地支援コンサートをを行うのは初めて。大阪のコカリナ教室のメンバーの皆さんなど、沢山の方が駆けつけてくれました。ステージは福澤達郎氏のピアノに加え、京都に本拠地を置き、国内外で活躍するプロの和太鼓グループ「バチホリック」（バチ中毒という意味）のメンバー黒坂周吾くんの和太鼓も参加、被災地宮城県の民謡「斎太郎節」などでバチさばきを披露してくれました。このコンサートの実行委員長Ｓさん、最初お会いしたとき、お歳はどうみても６０代後半かな、と思ったのですが、聞いてびっくり８６才とのこと。ご本に曰く「私は死ねない病かもしれません」。このＳさんが腹話術で司会をしてくれました。これがコンサートを一層盛り上げてくれました。

被災地支援コンサートVol.７８ 長野県栄村 11月１４日

長野県栄村は東日本大震災の翌日３月１２日に、遠方誘発地震（巨大地震に誘発されてその震源域から離れた場所で発生する地震）に襲われ、多くの被害を受けた長野県北部の村。以前から、長野のコカリナの皆さんから、「是非栄村でも」とオファーをいただいていたのですが、なかなか機会を得る事ができませんでした。この度、長野県の医療生協の皆さんが、様々な形で手配、準備をして下さり、初めて、スクールコンサートという形で実現しました。場所は栄小学校の体育館。「今日にでも初雪か？」とささやかれる寒い日。でも先生方も子供達もとても温かく、素敵なコンサートになりました。コンサートが終了すると子供達が「お礼に」と自分たちと先生で作った「栄村のうた」を歌ってくれたのですが、その声と歌い方に痛く感動。大変な状況を乗り越えてきた子供達の凛々しさに胸を打たれました。外に出ると、冷たい雨が止み、晩秋の紅葉が美しく空に光っていました。

浦里小コカリナ上田市役所にて公開しました

１３日夕方、上田市役所で市長さん、教育長さんなど関係者の皆さんを前に、できたばかりの浦里小のコカリナが発表されました。
読売新聞は全国版社会面で大きく報道してくれました。また沢山のテレビも報道してくれました。
ＳＢＣ（信越放送）テレビニュース
http://sbc21.co.jp/news/index.cgi?page=seventop&date=20121113&id=0200876&action=details
読売新聞

浦里小学校の罹災木のコカリナ

浦里小学校の火災で焼けた罹災木からコカリナが作られていますが、その一部ができあがってきています。
右から杉のソプラノ（焼け焦げたあとが残ってます）、松のソプラノトリプル。松のバリトン（ここにも焦げがついています）。杉のバリトン。松のC管バス。松のG管コントラバス。
どれも素晴らしい木で、素晴らしい音がします。これらを１３日夕方、上田市役所にて市長さん始め関係者の皆さんに公開し、演奏します。
そして１２月２５日、クリスマスの日に浦里小学校の子どもたち全員にプレゼントされる予定です。