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Kobby loves 埼玉&レッズ

埼玉と浦和レッズを愛する管理者のブログです。

トルクメニスタン戦プレビュー

2019-01-02 23:07:16 | ワールドサッカー
来る1月5日より、UAEの地でサッカーのアジアカップが開催されます。アジアの代表チームの選手権で、優勝チームは各大陸王者が出るコンフェデ杯に出られ、世界の強豪とまとめて対戦できるというメリットがあります。日本は過去、1992年、2000年、2004年、2011年と4度の優勝経験があります。

日本代表の初戦は、1月9日に行われるトルクメニスタン戦です。この対戦を聞いたときに、「これが親善試合で、あえて無名のキルギスとの対戦を組んだ理由か」と思いました。今回の大会から、出場チームが16チームから24チームに増えており、これまではアジアカップやW杯最終予選には出られなかった、インド、イエメン、フィリピンなどが出場権を得ています。トルクメニスタンも、その出場枠拡大で出られたチームです。

日本代表とは初対戦です。サポーターレベルではトルクメニスタンの映像を見た人は皆無のはずで、情報入手は極めて困難な相手です。旧ソ連の崩壊でできた、1991年独立という若い国で、過去には1度だけ(2004年中国大会)アジアカップに出場した経験がありますが、1分け2敗の成績でグループリーグ敗退に終わっています。

そのため、トルクメニスタンに似ているだろうと思って対戦した、キルギス戦のイメージで語りますが、キルギスはビハインドを負ったら攻めてくるメンタルの強さはありましたが、どうしても日本の圧倒的なボール支配率の前に引かされ、結果は4-0と日本勝利でした。日本としては、変な恐れを抱かずに、思い切って普段のサッカーをやれば勝てる相手です。

もっとも、このアジアカップは決勝まで行けば7試合を消化する強行日程なので、森保監督がメンバーをいじってくる可能性はもちろんあります。ベストメンバーに場慣れさせるか、それともリザーブを試して休養させるか、両方の可能性が考えられます。このグループリーグは3位でも通過の可能性が残りますが、もちろん3位などは狙っておらず1位通過だけを目指してくると思いたいです。
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ラグビー帝京大対天理大

2019-01-02 17:13:41 | 他スポーツ
大学ラグビー日本選手権の準決勝、帝京大対天理大も見ていました。大学ラグビー界は帝京大が昨年まで9連覇と圧倒しており、今年も優勝候補でしたが、天理大の見せたラグビーは印象的でした。今年から、大学ラグビーの外国人枠が拡大され、これまでの2人から3人になったので、天理大はその枠を目いっぱい活用し、FWに2人、CTBに1人の外国人選手を置いてきました。

これまでの帝京大の強さはFW戦で、FWに入れている外国人選手の効果もあって押し込めるので、バックスよりはFWというチームが多かった印象です。しかし、天理大は2人外国人選手がFWにいることもあって、スクラムやモールで帝京大相手に押し込むという優位な展開を見せます。序盤、一時ボール支配率が85%にも達するほど、天理大が帝京大を押し込む内容でした。

帝京大もブレイクダウンで伝統の強さを見せる場面もありましたが、天理大が14番のウイングの圧倒的なスピードで先制トライを奪います。それでも、フェーズが20を超える連続攻撃を浴びても帝京大は粘り、内容の割には差が12点とさほどではなく、後半次第で帝京大にもチャンスはある前半となりました。

しかし、後半も天理大の強さは続きました。帝京大がキックパスからウイングを走らせて1トライを返したものの、FW戦でモールを押し込むという手で帝京大を圧倒し、苦しくなった帝京大がスクラムで反則をせざるを得ない展開になります。優勝が目標のはずの帝京大にとっては焦りを生む展開で、事実バックス陣が、つないで欲しい場面でまさかのノックオンでチャンスを潰す場面もありました。

この試合を決めたのは一つのPGでした。22点差にすれば、3トライ3ゴールでも追いつけないと計算して、遠目の帝京大の反則で迷わず3点の「ショット(PG)」を選択した、天理大の落ち着いた判断がありました。キッカーもこれを冷静に決めて期待に応えました。これで試合は決まりました。あとはバランスを崩さないことを意識すれば良く、天理大が29-7で見事決勝進出を決めました。

ついに帝京大の連覇は止まりました。外国人選手で強化するスタイルには賛否両論があるでしょうが、勝つことにこだわることは必要です。これが、新しい時代のスタートになるかもしれないという思いで、この結果を見ています。
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箱根駅伝往路

2019-01-02 16:35:59 | 他スポーツ
箱根駅伝をテレビ観戦していました。今年の箱根駅伝は、青学大の5連覇がなるかどうかが最大の注目でした。序盤は青学大の狙いがある程度成功したと思います。1区橋詰の3位は予定通りだったでしょうが、2区梶谷が8位に後退するピンチでしたが、3区に起用した主将の森田が区間新の力走でトップに立ちます。森田は股関節の故障で直前合宿に出ておらず、起用は賭けに近かったですが、万全でないエースを3区に起用した原監督の手は当たりました。

しかし、4区でトップと3分半差の3位に後退すると、得意なはずだった山登りの5区でまさかの失速で、トップと5分半差の6位と総合優勝は難しい位置で折り返すことになりました。6区に山下りのスペシャリスト小野田、7区に昨年のMVP林がいますが、いくら彼らでも5分以上を縮めろというのは無理な注文でしょう。

この波乱の駅伝でトップに立ったのは東洋大です。東洋大は先行逃げ切りのプランを立てており、4区までに2分青学大に対して差をつけるというのがレースプランでした。3区吉川が青学大との1分差を逃げ切れなかった誤算はあったでしょうが、4区の相沢は青学大の岩見に対して1万mで30秒ベストタイムで上回っていました。ここで1分は差をつけておきたかったでしょうが、結果はそれを上回る3分半差で、これを5区田中龍誠が貯金を生かして逃げ切り、ライバルは2位につけた東海大ということになりました。

東海大の2位は4区館澤と山登りの5区西田が効きました。1区6位、2区5位、3区4位と目立たない位置にいましたが、4区の館澤は1500mの日本代表にも選ばれるスピードランナーで、ここで青学大も捕らえて2位に浮上しました。さらに、西田は区間2位の好走でトップとの差も詰め、復路次第では優勝も狙える位置です。

今回の駅伝は下位のチームにも強力なエース級がいました。留学生の効果で2区でトップに立つ手は、最近の箱根駅伝では3区ですぐに逆転されることが多く、効かなくなりましたが、5区スペシャリストが下位校にもいたことが印象的です。区間新の國學院大の浦野や、ごぼう抜きを見せた法政大の青木涼真など、山を攻略しなければ箱根では見せ場も作れないという発想は既にすべてのチームに行き渡ったようです。

明日の注目は6区でしょう。東洋大が差をつけられるか、2位以下が追い上げるかがここで決まるといっても過言ではないです。箱根駅伝は、これまでのパターンだと復路ではあまり順位が動かないので、そうなる前に勝負できるかでしょう。
コメント (2)
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