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Rマドリード新監督にジダン氏

2016-01-05 23:05:17 | ワールドサッカー
今日、Rマドリードの新監督に、元フランス代表MFジネディーヌ・ジダン氏が決まったとニュースで報じていました。ジダンは、昨季はアンチェロッティ元監督のアシスタントでRマドリードを指導し、今季はRマドリードB(二軍)の監督でした。今回、トップチームの成績不振でベニテス監督が解任され、後釜に座ることになりました。

指導者としてはこれからですが、アンチェロッティの下で学んだのは財産になっているはずです。今回、ジダンのことを思い出すきっかけになったので、ジダンの現役時代の記憶です。ジダンはトップ下で、ボランチはできないしサイドハーフも得意でないという選手なので、彼を使うには戦術を変えて4-2-3-1か3-5-2にするしかないという選手でした。

彼の在籍したユベントスもRマドリードも、そんな彼の特性を受け入れて戦術を合わせた、稀に見る存在です。ジダンのRマドリード時代はフィーゴやベッカムなども在籍し、「エル・ギャラクティコ(銀河系軍団)」と呼ばれたほどのスター軍団でした。彼は大きくてうまいという特徴を持っており、先ほどニュース映像で流れていたフランスW杯の決勝戦のブラジル戦では、2点をヘディングで決めています。

ジダンの時代は、繊細なトップ下タイプの選手が、ゾーンプレスのあおりを食ってフィジカルで潰され始めた頃です。フィジカルも強かったジダンは、最強のトップ下として、1998年フランスW杯優勝、2000年欧州選手権優勝と、代表レベルの活躍が印象的でした。

1998年のときは、私がサッカーをよく理解していなかったので、彼の記憶は準優勝した2006年ドイツW杯の印象が強いです。当時、ジダンは守備を免除されており、相手のカウンターに切り替わったときはジダンの代わりに、FWのアンリが戻って守備をしていました。ジダンのチームという特権を与えましたが、それでもその卓越したテクニックは相手を手玉に取ることができ、当時「ジダン専用カメラ」でジダンのテクニックを映し出すほどでした。

残念なことに、現役最後の試合になったドイツW杯の決勝戦のイタリア戦で、ジダンは相手DFマテラッツィの言葉での挑発に乗ってしまい、頭突きで退場する後味の悪い引退でした。それ以来の表舞台です。ジダンは監督としても優秀だった、そんなイメージで語られるように期待しています。
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