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アーリークロス(1/13U-22日本対共和国)

2016-01-15 22:45:17 | ワールドサッカー
おとといのU-22アジア選手権(リオ五輪予選)日本対朝鮮民主主義人民共和国(以下共和国)戦、前半だけビデオで確認しました。この年代の日本代表はあまり映像で見る機会がなかったので、まずは日本から見てみました。日本は鈴木武蔵をFWに置いているところからみると、スピードを武器にしたいようで、ポゼッションとカウンターの両面で攻めたい意図のようです。

日本の先制点となったCKは、共和国のDFがセットプレーでマークがあいまいになる弱点を狙いました。CKから植田は驚くほど見事にフリーになり、キッカーの山中さえいいボールを入れれば点になるという場面でした。それ以外でも、ファーサイドの選手がフリーになる場面は多く見られ、逆サイドに振るのが攻略法というのは徹底していたように見えます。

それでも、結果こそ1-0で日本が勝利しましたが、手放しで喜んではいけない勝利です。理由は、共和国が日本の嫌がることを徹底して実行したので、視察したライバルに日本攻略のヒントを与えてしまったからです。それは、共和国のロングボールやアーリークロスを主体にした、ごりごりとしたパワーサッカーでした。

その攻めが可能になったのは、共和国のFWの9番と14番のフィジカルが強く、日本DFと競ってもある程度落としやキープができたからです。ポストプレーからのミドルシュートは、共和国の狙いだったようで、ミドルレンジからのシュートが日本ゴールを襲う場面は何度か見られました。

戦術的には、共和国は4-4-2の後ろ2ラインをコンパクトに保つサッカーでした。運動量も多く、FWの1枚まで守備に参加して守る、小林伸二監督時代の山形を思い出す戦術でした。日本にとっては、打てども入らず、相手はロングボールで放り込む、じりじりするような試合になりました。バックアップ

それでも、結果が勝利だったことは大きいです。次のタイ戦を勝利すれば、日本の決勝トーナメント進出は決まります。タイとサウジの試合が引き分けになったことで、日本は2勝1分けでも1位になることが確実です。タイに勝って、サウジ戦でメンバーを試せるくらいの展開に持ち込めば、五輪出場が見えてくると思います。
コメント
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