goo blog サービス終了のお知らせ 

Kobby loves 埼玉&レッズ

埼玉と浦和レッズを愛する管理者のブログです。

香川真司は出られない?(マンチェスターU対カーディフ)

2014-01-30 20:57:39 | ワールドサッカー
オフなのでワールドサッカーネタが多くなりますが、NHK-BSで見たマンチェスターU(以下マンU)対カーディフを取り上げます。香川真司はベンチスタートで出場せず、結果は2-0とマンU勝利ということも知っていましたが、内容が知りたくて映像をチェックしました。

マンUはチェルシーから獲得したトップ下、スペイン代表MFマタ(8番)の動きが注目でした。タイプ的にはセカンドストライカータイプで、左足から放つ強烈なシュートが武器ですが、セットプレーのキッカーとしても有能です。運動量は少なくはないですが、ファーストディフェンダーとしてチェックに行くと簡単にかわされる問題点もあります。

そういうあたりが、全員攻撃全員守備をスローガンにする、チェルシーのモウリーニョ監督が放出を決断した理由と推測できます。この日の解説は日本協会技術委員の原博実氏でしたが、原氏によればマンUの動きは決して良くないが、ともかくこの試合で相手を0点に抑えて勝ったことで勢いが出てくるだろうと、ちょっと歯切れが悪いコメントでした。

マンUはルーニー(10番)とファンペルシー(20番)が戻ってきました。彼ら二人のワールドクラスが欠けた状態で強豪チェルシーに勝てというのは、モイーズには酷な要求かもしれません。ファンペルシーが入ったことで、前線でタメが作れ、強引にシュートに持って行ける、決め手ができました。ファンペルシーはこぼれ球に詰めて頭で1点も取っています。

しかし、この試合は相手のカーディフもゲームプランどおりに戦っていました。1トップのキャンベル(10番)がスピード型でボールが収まるタイプではありませんが、トップ下のマッチ(18番)のところでさばいて両ウイングを走らせるサッカーで拠点を作り、いいボールを入れることさえできれば勝つ可能性もあった試合でした。ポゼッション率ではカーディフが上回ったほどです。

マンUがいいときなら、最下位カーディフには何もさせないで勝つはずだという、物足りなさはもちろん感じます。これほど良くないマンUを見るのは初めてですが、CL圏内を目指すために60億円を使ってマタを取ったのですから、それが機能するところは見たいものです。このマタ獲得で、弾かれそうなのは香川真司というところが、日本のサッカーファンとしては複雑ではありますが。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

梅の花2

2014-01-30 19:26:18 | 埼玉
先日、1分咲きだった梅の花のその後です。背景が青空でなく曇り空なので、白梅の色は出にくい条件ですが、4分咲きくらいまでは来ました。暦の上ではもうすぐ春ですが、まだまだ寒い日が続きます。それでも、こういう春の息吹きを感じながら散歩したいです。



それでも、こういう曇りの日で逆に撮りやすい被写体もあります。それは写真に示す古墳です。夏場は木々の緑の陰になり、冬場でも晴れの日は日差しがまともにカメラに入って逆光線になってよく写りませんが、こういう曇りの日だとうまく円墳の形状がきれいに写りました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

山田暢久、引退会見

2014-01-30 18:09:36 | 浦和レッズ
昨日は元浦和DF、山田暢久氏の引退会見でした。他チームからのオファーはあり、岡野雅行がGMに就任したJ3鳥取からのオファーもありました。中学生の息子も、「引っ越してもいい」と言いましたが、本人が浦和に愛着があって引退を決意しました。

引退後は強化部に配属されます。スカウトや育成の仕事をすることになります。暢久の適性を考えれば現場寄りがいいと思っていたので、いい話だと思います。指導者のライセンスも取得を目指すので、将来的にはJリーグの監督の可能性もあります。

暢久は20年という長い間浦和でプレーしましたが、何か一つに秀でるタイプではなかったことが面白いです。イメージは3バックの右アウトサイドですが、トップ下やボランチ、CBでプレーすることもありました。毎年、今年あたりは厳しいのでは?と予想されながら、必ずどこかのポジションをものにして終わってみると試合に出ている、不思議な選手でした。

埼玉スタジアムの最終戦で本人が「丈夫な体に生んでくれた両親に感謝します」と言っていたように、山田暢久は良質な筋肉を誇りました。筋トレはほとんどせず、マッサージをしなくても体力が回復する、天賦の才に恵まれた選手でした。

山田暢久はかつては自己管理能力に問題ありと言われ、チーム始動日に初めて体を動かしたり、朝起きられずに練習に遅刻してオジェックに「帰れ」と言われたりと、プロで長くプレーできる選手とは思えませんでした。

山田暢久が長くプレーできたのは、結婚が早かったのも一つの理由でしょう。中学時代の同級生と若いうちに結婚したことで、自己管理をサポートしてくれる存在を得たことが大きかったと思います。かったるそうにプレーする理由で「タリーさん」とサポーターに呼ばれた、二度と出そうもない、面白いキャラクターでした。

スタッフなら、大原に来ることもあるでしょうし、2/2のレッズフェスタでは引退セレモニーもあります。山田暢久のことは決して忘れないと思います。背番号6を受け継いだ山田直輝が新しい「山田伝説」を作ってくれることを期待したいです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする