一日休んだときは2試合見ようと思い、もう1試合の国際親善試合、ブラジル対チリ戦も見ました。6月のスカパー無料放送で手に入った映像ですが、HDDに入りっぱなしになっていた映像を、今頃ながら見ました。
もっとも、この試合はリーグの合間を縫って行われる親善試合で、ブラジルもチリも南米でプレーする選手だけで編成したメンバーでした。ブラジルにはパウリーニョ、ネイマール、ロナウジーニョといった有名選手もいましたが、チリは知っている選手は一人もいませんでした。
知らないチームを楽しむ方法は2006年に国立競技場で生観戦したクラブW杯のときにある程度身につけました。私は知らないチームを見るときは、まずトップ下から見ます。ボールがこの選手を経由することが多いか、逆に飛ばしてトップ下がゴール前に詰めるか、どちらのスタイルをとるかわかればある程度イメージが出てきます。
チリの場合、布陣は4-2-3-1ですが、トップ下が受けてスルーパスというスタイルではありません。その代わり、自陣で短いパスを回してから一気にカウンターでウイングを走らせる切り替えが速く、世界最強チームの一つであるブラジルが置いていかれるほどでした。
解説の前園氏は、チリは選手間の「距離」がいいと表現していましたが、確かにパスが通る位置にポジションを取ったり、ミスになっても素早くカバーしたりといったチーム間の連携は非常に取れている印象を受けました。逆にブラジルの方は、1トップのレアンドロ・ダミアンがほとんど存在感がなく、ロナウジーニョこそテクニックを発揮していましたが、チームとしての完成度にはかなり差がある印象です。
この時点では、ブラジルの監督がメネゼスからフェリペに代わって間もない頃で、コンフェデで活躍したフレッジもまだ抜擢していませんでした。ネイマールを中盤に下げ、1トップにはポストプレーヤーを置く、フェリペスタイルは改革に着手したばかりで、結果を出すには時間が必要だった頃です。
もっとも、いくら完成していないとしても、ブラジルはブラジルで、その相手に果敢に挑んで2-2の引き分けに持ち込んだチリの頑張りは認めたいです。南米では考えなくても勝てるチームはブラジルとアルゼンチンだけで、他の国は何とかこの2強から勝ち点を取って、残り2枠の予選通過枠に入ろうといろんな工夫を見せます。チリのカウンターもそれだなと、いいものを見た喜びがありました。
もっとも、この試合はリーグの合間を縫って行われる親善試合で、ブラジルもチリも南米でプレーする選手だけで編成したメンバーでした。ブラジルにはパウリーニョ、ネイマール、ロナウジーニョといった有名選手もいましたが、チリは知っている選手は一人もいませんでした。
知らないチームを楽しむ方法は2006年に国立競技場で生観戦したクラブW杯のときにある程度身につけました。私は知らないチームを見るときは、まずトップ下から見ます。ボールがこの選手を経由することが多いか、逆に飛ばしてトップ下がゴール前に詰めるか、どちらのスタイルをとるかわかればある程度イメージが出てきます。
チリの場合、布陣は4-2-3-1ですが、トップ下が受けてスルーパスというスタイルではありません。その代わり、自陣で短いパスを回してから一気にカウンターでウイングを走らせる切り替えが速く、世界最強チームの一つであるブラジルが置いていかれるほどでした。
解説の前園氏は、チリは選手間の「距離」がいいと表現していましたが、確かにパスが通る位置にポジションを取ったり、ミスになっても素早くカバーしたりといったチーム間の連携は非常に取れている印象を受けました。逆にブラジルの方は、1トップのレアンドロ・ダミアンがほとんど存在感がなく、ロナウジーニョこそテクニックを発揮していましたが、チームとしての完成度にはかなり差がある印象です。
この時点では、ブラジルの監督がメネゼスからフェリペに代わって間もない頃で、コンフェデで活躍したフレッジもまだ抜擢していませんでした。ネイマールを中盤に下げ、1トップにはポストプレーヤーを置く、フェリペスタイルは改革に着手したばかりで、結果を出すには時間が必要だった頃です。
もっとも、いくら完成していないとしても、ブラジルはブラジルで、その相手に果敢に挑んで2-2の引き分けに持ち込んだチリの頑張りは認めたいです。南米では考えなくても勝てるチームはブラジルとアルゼンチンだけで、他の国は何とかこの2強から勝ち点を取って、残り2枠の予選通過枠に入ろうといろんな工夫を見せます。チリのカウンターもそれだなと、いいものを見た喜びがありました。