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Kobby loves 埼玉&レッズ

埼玉と浦和レッズを愛する管理者のブログです。

国立競技場の思い出7

2013-08-21 21:36:48 | ワールドサッカー
国立競技場の思い出は、どうしても雨とは切り離せません。2002年W杯の開催で座席の6割以上に屋根がある、当時のW杯開催基準を満たすスタジアムが増えたので、国立競技場の屋根のなさは逆に印象に残ってしまいます。改修工事が行われ、屋根やドリンクホルダーなどの近代的スタジアムの条件を満たして欲しい期待はあります。

雨の国立競技場で印象にあるのは1994年の浦和対V川崎戦です。当時はJリーグのチケットはプレミアチケットだった時代ですが、自由席の場所取りで長時間並び、スタンドに座ったら激しい雨、試合は1-3の惨敗と、このときはいい思い出はまったくありません。

それでも、雨の中見て良かった試合もあります。それは2003年のナビスコ杯決勝戦の浦和対鹿島です。当時、ナビスコ杯の決勝戦は文化の日固定だったので、文化の日は晴れの特異日として知られる日で晴れを期待していました。しかし、天候は強い雨で、多少の雨ならビニール袋に手を突っ込んで書く私のサッカーノートも書き込み不可になるほどでした。

しかし、この試合は王者鹿島相手に4-0の完勝で、浦和はチーム創設10年目で初のタイトルになりました。勝つことはこんなに楽しいものだと、J2降格まで経験した、負けに慣れていたサポーターには感動的な一日でした。

国立競技場の試合は普段以上に天候を気にしますが、一度だけ雨が降って欲しいと願ったことがあります。それは1997年フランスW杯最終予選の6戦目、UAE戦です。理由は明白で、中東のチームは雨の試合をほとんど経験したことがないからです。

当時、中東の雄として知られたサウジアラビアが、一次予選のマレーシアとのアウェイ戦で、雨の試合になり、まさかの1-1の引き分けに終わった事実がありました。同じ砂漠の国のUAEなら、きっと雨が降ると力が出ないはずと思っていました。

しかし、残念ながら雨は降らず、試合も1-1の引き分けに終わり、日本代表のW杯出場は最も遠退いた瞬間でした。結果的には韓国、カザフスタンと連勝してグループ2位に入り、イランとの第3代表決定戦を勝ってW杯に出場できましたが、気持ちが激しく揺れた、この最終予選は今でも思い出すことがあります。
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清水戦プレビュー

2013-08-21 18:36:10 | 浦和レッズ
今日はネタがないので、少し早いですが今週末のアウェイ清水戦のプレビュー記事にします。会場は苦手の日本平ではなく、トラックのあるエコパなので、清水特有の応援のリズムは届きにくいと思います。

清水は前回の埼玉スタジアムでの対戦では、1トップのバレーを走らせるサッカーに浦和のDFラインが走り負け、0-1の敗戦を喫しています。当時の清水の印象はコンパクトなラインを引いていて、ボールサイドに人数をかける、フィンケ時代の浦和のサッカーに似ていました。

ただ、清水はおそらくこれと同じ手は使わないと思います。理由は1トップがスピード型のバレーからポストプレーヤーのラドンチッチに代わっているからです。ラドンチッチは韓国Kリーグの水原三星から移籍したモンテネグロ人で、Kリーグ通算66得点の実績を誇ります。

韓国サッカーの特徴はアーリークロスが多いことで、FWのラドンチッチは相手DFが揃っているところを力任せに競り勝って点を取ってきたと想像しています。プレッシングサッカーが主流の日本サッカーにどこまで馴染めるかはわかりませんが、既にJリーグでも点を取っており、コンディション的には問題ありません。

浦和としては厄介な相手です。浦和は苦しくなったら5バックにして守ってもいい約束事ですが、ラドンチッチのヘディングはDFの人数を増やすことが解決になりません。DFの槙野や森脇が常にラドンチッチを監視して、なにがなんでも競り負けない気力を90分間通して発揮する必要があります。

清水はテクニシャンを多く輩出するチームで、河井、石毛、八反田が出てくればその技術を発揮する可能性があります。ラドンチッチ用にアーリークロスを多用するのは予想しておらず、技術で浦和に勝とうとすると思います。浦和は前節の大分戦の逆転勝利で勢いがあると思うので、好調の興梠に長いボールを入れてくさびを使う攻撃をしたいと思います。
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