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Kobby loves 埼玉&レッズ

埼玉と浦和レッズを愛する管理者のブログです。

W杯ハンド男の近況(ルイス・スアレス)

2013-08-17 13:34:45 | ワールドサッカー
今日は埼スタに行くので、ナイトゲームの即日更新は難しいと思うので穴埋めネタを用意して出かけます。先日の日本代表のウルグアイ戦、印象に残ったのは相手FWルイス・スアレス(リバプール)でした。彼の圧倒的なスピードの前に、日本DFは対応することができず、面白いように抜け出された展開は、世界との差を痛感した試合でした。

このスアレスが有名になったのは、2010年南アフリカW杯準々決勝ガーナ戦のハンドです。決定的なゴールになりそうだったボールをハンドしたスアレスは、もちろん一発退場で、このPKはガーナFWギャンが蹴ります。このPKが決まってガーナが勝っていれば今頃は忘れていると思いますが、なんとギャンは力みすぎてこのPKをバーに当てて失敗し、試合は延長戦の末ウルグアイがPK戦を制して準決勝に進出しました。

この「W杯ハンド男」スアレスも、今ではそれが話題にならなくなるくらい、プレミアリーグで得点を量産しています。暴力行為で退場になった出場停止で、得点王こそ逃しましたが、マンUのファンペルシーに続く得点ランキング2位という結果は立派だと思います。

プレースタイルは基本はスピード型ですが、FKを蹴っても名手ですし、CKを頭で合わせることもできます。Cロナウドの若い頃のイメージと同じような総合力の高いFWで、まだ25歳と若いこともあり、これからの伸びしろは十分あるFWです。

今回、コンフェデ杯、親善試合日本戦と立て続けにスアレスを見ましたが、今のウルグアイ代表ではフォルランからエースストライカーの座を奪った感が強いです。彼のスピードでウルグアイを予選通過に導けるか、南米予選現在5位のウルグアイでは彼の力が頼りです。

リバプールでも、彼こそがエースストライカーで、以前のフェルナンド・トーレス(スペイン代表)のようなスピードを持つ彼は新しいエースになりました。守ってカウンターがリバプールの基本戦略ですが、こういうスピード型を持っているからこその作戦だと思います。
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原点回帰(8/16西武対楽天)

2013-08-17 11:27:04 | 他スポーツ
今、西武ドームから帰ってきました。試合の記事は明日書きますが、夏休みの一日、自分のスポーツ好きの原点の西武ドームのスタンドに座れたのは有意義でした。少年時代、父に何度か連れてきてもらい、当時の4番打者田淵を見て、「DHって何?」とよく聞いていたことを思い出します。

以下翌日追記

昨日の試合のことは、田中の21連勝が新聞で話題になっており、自分はすごい試合を見たんだなと実感が沸いてきます。西武ドームに行くときは、だいたいいつもネット裏中段のいつもの位置で見ますが、この位置の楽しさを知ってから、投手の球筋を追い、どういう投手なのかと観察眼を全開にします。

まずは田中の投球ですが、持ち球は最速149kmのストレート、138kmのスプリット、スライダーとカーブです。集中して見ればだいたい投げた瞬間に球種はわかりますが、田中の場合、ストレートに見える球が実はスプリットらしいということにしばらくして気付きました。あれ?田中にしてはこのストレート遅いな?と思っていると、西武の打者もひっかかるスプリットだと気付きます。

田中は基本的にはストレートを決め球に使っていて、力勝負で空振りを取れる能力の高さが最大の売り物です。西武打線が意地を見せた浅村のタイムリーはスライダーで、田中のストレートは待っていても打てない、すごい球だと実感します。

西武先発野上も、結果こそ敗れましたがよく頑張ったと思います。野上はストレートは140kmを超えない、プロのレベルでは遅い投手ですが、スライダーでいつでもストライクを取れる能力があり、ストライク先行の投球をした結果、相手がカーブやスライダーを引っ掛けてくれます。

野上と楽天4番、メジャー450本塁打のAジョーンズとの勝負は最大の楽しみでしたが、ストレートはほとんど投げず相手を徹底的にじらしておいて、最後の変化球を引っ掛けさせて打ち取っていました。

試合展開は、5回まで両投手が踏ん張り、ゼロで推移します。6回表に楽天が先制しますが、その裏に西武が浅村のタイムリーで同点に追いつきます。野上は結構打たれていましたが、バックが好守を見せ、三塁手渡辺直人のダイビングキャッチや炭谷が相手送りバントで思い切って二塁に投げて併殺を取ったり、相手の二塁打になりそうな当たりを浅村が好捕したり、神がかった展開だったので、こういう試合は勝ちたいとファンとしては思いました。

しかし、最後は野上が踏ん張りきれず、銀次に決勝ソロを打たれると、2,3塁のピンチで松井に犠飛を打たれ、勝負は決しました。それでも、絶対不利の田中との対決を、接戦に持ち込んで見所のある試合にした西武ナインの健闘は思い出に残る試合になったと思いますし、また涼しい時期のデーゲームになればまた行ってみようと思う試合後でした。
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