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Kobby loves 埼玉&レッズ

埼玉と浦和レッズを愛する管理者のブログです。

戻ってきた90年代

2013-08-15 20:27:19 | 雑記
私は、自分で言うのも変ですが、アクティブなタイプだと思っています。90年代はそんなアクティブさが前面に出た時期で、趣味といえば走ることでしたし、積極的にいろんな経験をしようとした結果、フルマラソン完走や富士登山競走の完走など結果も出ていました。

そんな時期にサッカーと出会い、1997年のクロアチア戦で代表戦の初観戦をすると、フランスW杯予選は国立競技場で開催された4試合をすべて生で見ています。文章を書きたいという意欲が出てきたのもこのあたりで、当時は司馬遼太郎の歴史小説を次から次へと片っ端から読んでいました。サッカーノートが登場し、プレーをメモするようになったのも90年代です。イタリアまでバティやヒデを見に行った行動力もありました。

しかし、2000年代が自分にとって苦しい時間になってしまいました。アクティブにチケットを押さえようとした90年代の勢いが残っていて、2002年W杯のチケットこそ確保して夢のW杯生観戦は実現できましたが、当時はある病気が悪化しました。正直スタンドに座ってこそいましたが、戦術的なマニアック分析はできず、ただ見ていただけでした。

会社も半年休職し、その後の日々は「こんな自分は本当の自分ではない」と苛立ちを覚える日々でした。体重も増え、自己ワーストの83kgになったメタボ一直線の体に、もうあの頃の自分は取り戻せないと悲しい現実を受け入れるしかありませんでした。

それでも、ブログも始め、サッカーのマニア度に関しては確実に進歩していました。レッズ戦全試合レポートを始めるようになると、ブログの読者は増えてきました。さらに別の病気も発病し、病気との闘いは続いていましたが、サッカー観戦数はピーク時には年間55試合も見ていました。

そんな自分が、2013年の今、ようやく90年代のアクティブさが戻ってきた感覚でいます。会社の昼休みの筋トレの成果が出てきて、90年代に当たり前にこなしていた腕立て伏せやスクワットなどの「補強運動」が昔の感覚でできるようになってきました。積極的にチケットを押さえるアクティブさも出てきていて、大相撲の生観戦に意欲を燃やしています。

今日の筋トレのBGMに、インターネットからダウンロードしてきた80年代、90年代の音楽を使いましたが、ちょうどこの音楽を聴いていた頃、自分は一番元気だったと当時を思い出すきっかけになりました。もう、本当の自分ではないと、自分に苛立つ必要はないと思えた、いい夏休みだったと思います。
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4-1-4-1(バイエルン対ボルシアMG)

2013-08-15 15:30:05 | ワールドサッカー
今お盆休みなので、こういうときはワールドサッカーのビデオを見るチャンスです。今日はブンデスリーガ開幕戦のバイエルン対ボルシアMGを見ました。バイエルンは今季の監督に元バルサ監督のグアルディオラを呼んでおり、ハインケス前監督時代のサッカーからどう変わっているかは注目ポイントでした。

そのサッカーは昨年の4-2-3-1から変化させた4-1-4-1で、1ボランチにシュバインシュタイガー(31番)を置き、4人のMFは右からロッベン(10番)、ミュラー(25番)、クロース(39番)、リベリー(7番)と並べた布陣でした。このシステムはウイングの突破力を有効に使うには最適で、バイエルンの長所がロッベンとリベリーのところということはグアルディオラも十分に理解していることがわかりました。

実際、試合もロッベンとリベリーから動きます。カウンターからのリベリーのロングボールにロッベンがDFラインの裏へ反応して先制点を挙げると、2点目もマンジュキッチが早々と追加して、この試合を優位に運ぶことができました。

もっとも、弱点は1ボランチのシュバインシュタイガーのところです。シュバインシュタイガーはもともとは攻撃的MFの選手ですが、ボランチらしいワンタッチの球捌きやロングキックの精度などは十分な能力を持っています。しかし、4-1-4-1システムと対戦する相手は1ボランチのところを狙うのが鉄則です。

1ボランチをサイドに引き出したり、空いている脇のスペースをうまく使ったりできれば、昨年8位のボルシアMGもサッカーになります。事実、カウンターで決定機を何度かボルシアMGに作られており、グアルディオラも最初の交代枠でシュバインシュタイガーを下げ、右SBのラームを一列上げてボランチに置いた采配を見る限り、まだそこは不安だという意図が表れています。

バイエルンは、12月のクラブW杯に欧州代表として出場し、世界の強豪クラブと対戦する予定になっています。今回は残念ながら日本開催ではなく、北アフリカのモロッコでの開催ですが、バイエルンには頑張ってもらわないとクラブW杯が楽しくなくなるので、何とか12月まではその弱点にメドを立て、いいチームになってモロッコからの中継を楽しみにできるよう、期待しています。
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大分戦プレビュー

2013-08-15 10:30:30 | 浦和レッズ
代表戦が終わったばかりですが、今週末は浦和の試合があります。ホーム埼スタでの大分戦です。この大分戦と8/31の新潟戦で花火があるので、前回の広島戦の花火が屋根の死角で見えなかった私にはリベンジ?のチャンスです。それはともかくとして、大分は今季わずか1勝、勝ち点9で最下位という相手です。

それでも、大分は決してやりやすい相手ではなく、浦和の3-4-2-1を相手にするとギャップを作りやすい1ボランチの3-3-2-2気味の布陣を引いてきます。前回の対戦は3月の大分銀行ドームで、序盤に2点先行された浦和は何とか追いついて引き分けに持ち込んだものの、苦しめられた試合でした。

特に大分は高松、森島と体の強いFWがいるのは強みで、苦しくなったらアーリークロスでも点を取ってしまえる実力はあります。それでも、やはり昨年J2リーグ6位で、プレーオフを勝ち上がってきて昇格したJ1ということもあり、守備陣が持ちこたえられず敗戦という試合も数多くあります。

大分との通算対戦成績は10勝5敗と浦和がリードしていますが、シャムスカ時代の大分には苦しめられた印象です。特に印象的だった選手はエジミウソンで、当時強いとはいえなかった大分のDF陣をサポートしながら、時と場合によってはオーバーラップして攻撃にも絡める活動量の多さは今でも印象的です。

エジミウソンは降格の危機を、何度も救った名ボランチです。ブラジルでは代表歴もなく、決して一流クラブに在籍した選手ではありませんが、こういう選手が次から次へと湧き出してくるサッカー王国ブラジルの底力を感じた選手です。大分の躍進に関しては当時のサッカーマガジンで何度か特集が組まれ、深谷や森重など、アマチュア時代は一流と言われていなかった選手を育てることで強くしてきたことも覚えています。

今の大分は、大分に在籍した梅崎も、「今はメンバーが入れ替わっている」と話すなど当時の面影はありません。それでも、経営危機による消滅の危機を乗り越えてここまでやってきた大分には、拍手を送りたいと思っています。
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南米王者の策略(8/14日本対ウルグアイ)

2013-08-15 08:56:25 | ワールドサッカー
日本代表の試合は、実力差が出た完敗でしたが理由はあります。それは申し訳ありませんが明日書きます。

以下翌日追記

南米のチームは、考えないで勝てるチームはブラジルとアルゼンチンの2強だけで、残りのチームはこの2強から何とか1点でも勝ち点を取り、残り二つの予選通過枠に滑り込もうといろんな作戦を立てています。そのため、南米のチームが日本にやってくるときは、その工夫の一端がだいたい見えて楽しめます。

ウルグアイも、そんな工夫の一端を期待通り見せてくれました。写真の布陣図に示すように、ウルグアイは4-4-2ながら、サイドハーフのロドリゲス(7番)、ゴンサレス(20番)に高い位置を張らせず、2ラインをコンパクトに保つサッカーでした。サイドハーフが高い位置で相手のプレスを食ってカウンターを食らうリスクを抑え、2トップのスアレス(9番)、フォルラン(10番)を縦に走らせるサッカーでまずは様子を見る作戦でした。

ウルグアイの優れた点は、守備のときでも常に攻撃を意識していて、縦パスの精度が高いことです。最初はスアレス、フォルランを使ったカウンターで攻め、リードされたらコンパクトに保った2ラインを前に出してゾーンプレス気味に上がっていく手だと、コンフェデを見て想像していました。

そのため、今回の日本戦では、その最初の手で失点して相手が本気になるところを見られなかったのは残念でした。ただ、そんな中にも工夫は見られ、スアレスは日本のCBでスピードに難がある吉田のサイドを常に狙っていました。プレミアリーグで吉田と対戦経験があるスアレスのスピードなら吉田に勝てると計算していたと思います。

日本はコンフェデから続く、大量失点の流れを止められませんでした。今野を起用する理由は最終ラインを高く保つためだと、ザックは話していますが、世界の強豪相手に高いラインを保つことの危険さは、今回のウルグアイ戦でも証明されてしまいました。スピードのあるDFを起用するか、あるいは現実策で最終ラインを下げるか、何かの手を打つ必要はあると思います。

また、試合が決まってから2点を返すことはできましたが、攻撃陣もいいとは言えません。ウルグアイがあまりSBを上げてこなかったので、本田がバイタルエリアで持ったときのパスコースができにくかった印象はありますが、それでもいいときなら香川真司あたりが相手DFに動き勝つこともできるはずです。香川、本田にゴールこそ生まれましたが、この日の日本をいいと言うことはできないと思います。
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