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Kobby loves 埼玉&レッズ

埼玉と浦和レッズを愛する管理者のブログです。

バレーの有効活用(4/27浦和対清水)

2013-04-27 22:02:17 | 浦和レッズ
証拠写真は撮ってくるのを忘れましたが、今日は埼スタで浦和対清水を見ていました。私は最初の数分は相手の出方を見て、それから浦和がどう攻略したらいいか考える観戦スタイルです。清水はゴトビ監督のいつもの戦術の4-3-3でしたが、ボールと逆サイドのSBを極端に内に絞らせる、元日本代表加茂監督が得意にしたゾーンプレスのような布陣でした。

清水の狙いは、浦和のトップ下2枚と片方のアウトサイドをプレスの網にかけてしまい、人数を掛けて奪い、攻撃はバレーの俊足を生かしたカウンターとシンプルな戦略でした。浦和もフィンケ時代はこういうサッカーをしていたことがあります。フィンケ時代に再三相手にやられたので、こういう布陣にどう対応すべきかはすぐにわかりました。

それは中盤を一気に飛ばすサイドチェンジのロングボールです。森脇や那須あたりはベンチの指示を待たずに気付いた様子で、最終ラインから宇賀神や興梠の足元に正確に収まったロングボールを見ていると、この相手なら必ず攻略できると確信したほどでした。

ただ、点だけはなかなか取れませんでした。バレーを走らせる以外には攻めの戦術が確立していない相手なので、1点あれば勝てると強気でいましたが、その1点がなかなか得られませんでした。戦術解析システムのボール支配率は浦和62%、清水38%と圧倒的な差でしたが、最後の1点が取れない限り意味がないのがサッカーです。

そうしているうちに、清水は狙い通りのバレーのカウンターを機能させ、那須、森脇を置き去りにして見事ワンチャンスをものにしました。こうなれば清水は当然守りを固めてきます。浦和の攻めの糸口は右サイドの平川や、槙野のオーバーラップなどいろいろなところが空いていますが、真ん中だけは手堅く守る清水の前にゴールは遠く、試合は0-1で浦和の敗戦に終わります。

チャンスはありながら、カウンター一発で敗れるのはサポーターとしては悔しい負け方です。ACLの広州戦、ムアントン戦が勝負の試合になったのでメンバーを落とせず、ベストメンバーが毎試合並ぶことになり負傷者も出始めているので、出ずっぱりの柏木や槙野あたりは相当疲れが溜まっているころでしょうが、もうちょっと無理をしてもらわなければならなくなりそうです。オジェック時代にポンテが重傷を負ったような「制裁」の再現だけは避けたいところです。
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よみがえった死の川

2013-04-27 10:48:24 | 埼玉
近所を流れる川の写真です。高度経済成長時代に育った私は、この川にいいイメージはありませんでした。洗剤の泡は流れ込み、悪臭は発し、生き物の住めない川はまさに死の川でした。父が少年時代、この川で泳いで遊んだという思い出を話していたのは信じられない話でした。



しかし、今のこの川は、清流の象徴であるカワセミがやってくることもあります。大きな鯉も泳いでいますし、釣りを楽しむ人も時折います。写真のあやめのように、川沿いに花も植えられ、単なる散歩でも来たくなる川になりました。



モッコウバラです。これは野ばらさんのブログに教えてもらった花の名前で、ガーデニングにはいい花です。GWに突入した私は、主に母に教えてもらった花の名前を追いかけて、いろんなところで写真を撮ろうと思います。



うまく貼れませんがストックの花です。母の受け売りですが。
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取りに来れる唯一のチーム(バイエルン対バルセロナ)

2013-04-27 10:04:14 | ワールドサッカー
今日は埼スタへ行くので、穴埋めネタで今朝ビデオで確認した欧州CL準決勝1stレグ、バイエルン対バルセロナの試合を取り上げます。バイエルン4-0バルサという結果は知っていましたが、世界最強とも言われるバルサが4点も取られるとは信じられず、どういう内容か確認してみようと、休日に入った今日、急いで見ました。

バルサはround16のミラン戦、準々決勝のパリSG戦とも苦戦していますが、この両者ともバルサ相手には引いて守る作戦でした。コンパクトに2ラインを引き、バルサのパス回しを後ろに限定させる作戦で、金星まであと一歩に迫りました。

しかし、バイエルンがバルサに勝ったのは金星ではなく、関脇くらいの力はバイエルンにはあったと思います。それはバルサに対し、バイエルンが前から取りに来たことが理由です。バルサは結果的に敗れたり引き分けたりした試合でも、極端に高い最終ラインを引くことが売り物で、ボランチのシャビやブスケツの受ける位置は敵陣に入っていることがほとんどです。

バイエルンは、このシャビやブスケツの位置に、ロッベンやミュラーがプレスを掛けてきました。そのため、彼らボランチはどうしても下がらざるを得ず、ボランチからパス一本でチャンスを作れるバルサらしさは出せませんでした。また、メッシの不調も響きました。

メッシは敗れたミランとの1stレグを例外にすれば、大抵ボールをキープして一人は個人技で抜くことができます。しかし、この日のメッシは膝の負傷の影響もあって、人数をかけて個人技を消しに来たバイエルンの前に抜くことができませんでした。バルサの攻めがメッシの突破を合図に後ろの選手が信じて上がってくるスタイルなので、その合図がなかったことはバルサの痛い敗因でした。

また、雑誌などで指摘されているバルサの弱点はセットプレーの高さです。プジョルが負傷で離脱しているバルサのCBは、ピケと無名の15番のコンビでした。ピケさえ外せば勝てると精度の高いCKを何本も入れてきたロッベンのキックの精度が勝利をもたらしたと思います。もっとも、いいときのバルサならCKすら与えません。CKを取られたこともバルサの敗因だったと思います。

バイエルンはロッベン、リベリーとスピード型を2枚サイドハーフに持ち、高い位置を取るバルサの右SBダニエル・アウベス、左SBアルバの裏を狙える脚力があります。中盤で激しくプレスを掛けてボール支配率62%のバルサの攻めをカウンターでいなした、バイエルンの強さが目立った試合でした。
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