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Kobby loves 埼玉&レッズ

埼玉と浦和レッズを愛する管理者のブログです。

遠すぎた1点(12/5浦和対鹿島)

2009-12-05 23:09:19 | 浦和レッズ
この試合はNHK総合とテレ玉で生中継だったので、結果は皆さんご存知と思いますが、1-0で鹿島が勝ち優勝を決めました。昨年の最終戦の惨敗の記憶がまだあるだけに、どれほどひどい試合になるか覚悟もしていましたが、内容的には浦和のサッカーをするという意味では悪い試合ではありませんでした。

しかし、試合運びのまずさは見られました。この試合の持っている意義を考えると、引き分けで困るのは鹿島の方で、浦和は相手が攻撃的選手を入れてくるなど焦らせたタイミングでカウンターを狙ってもいいはずです。そんな試合でありながら、ボールが切れたとき、浦和の選手は急いで試合を再開しようとしていました。これは鹿島にとっては願ったりかなったりのはずです。

しかも、1点を入れられたタイミングも最悪でした。ちょうど、後半21分で、これ以上点が入らなければ相手が攻撃的な選手を入れてくるだろうという微妙な時間です。もう少し耐えることができれば、鹿島は焦って中田浩二を下げて田代を入れるような無理な交代をしてきたかもしれません。

浦和の良かった点を書けば、やはり山田直輝は鈴木啓太、阿部勇樹に後ろをサポートしてもらっているから持ち味が出たと言えます。思い切って前に出て行くこともでき、ダブルボランチがサイドに引っ張り出されたときは山田直輝が下がって埋めることもできます。まだパスセンスには課題はありますが、前半戦輝いた形を少しは思い出すこともできたのではないでしょうか。

また、気持ちの入った終盤のパワープレーの連続が見られたことも、このゲームの印象が比較的良い理由です。ポンテが入ってセットプレーのキッカーができたことと、浦和では最後の試合になるかもしれない闘莉王の気迫のセットプレーは、精一杯戦ったんだという気持ちは見せてくれました。

しかし、この1点の差は大きな差でした。浦和のパスミスには中田浩二が絶妙なポジションを取って素早く前線に配給して、小笠原を前に出すこともできていました。誰が蹴ったか確認できませんでしたが、小笠原の決定機の前に野沢が蹴ったクロスの前のサイドチェンジのキックは精度が高く、中村俊輔ばりのキックでした。

この差を埋めるには相当の努力が必要と感じましたし、フロントも動いてくれていると思います。
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W杯組み合わせ抽選

2009-12-05 22:01:32 | ワールドサッカー
昨夜、W杯の組み合わせ抽選の結果が出ました。皆さんご存知の通り、日本はカメルーン、オランダ、デンマークと当たることになりました。まだプレビュー記事には早すぎますが、少し興奮もあるので、ライバルチームについて知っていることを書きます。

カメルーンは、この3ヶ国の中では一番情報がありません。岡田監督のレベルならW杯アフリカ予選の映像も入手できるでしょうが、一般のファンにとってはアフリカ予選の映像の入手は不可能です。

また、カメルーンは前回のドイツW杯にも出場していませんから、今の代表選手が誰かということは、せいぜいセリエAのインテル所属のエトー以外はわかりません。この国の代表チームは「不屈のライオン」という愛称を持っていて、1990年イタリアW杯の8強は今でも語り草です。

オランダについては、ちょっと前に親善試合で対戦したばかりなので、まだ記憶も新しいです。伝統の3トップのウイングサッカーは今でも健在です。前回の対戦ではオランダの3トップのウイングに、サイドハーフとSBで数的優位を作って守るやり方で対抗しましたが、課題のセットプレーでやられました。

中心選手はバイエルン(ドイツ)で10番をつける左ウイングのロッベンです。たまたま日本戦は不調で前半限りで下げられましたが、本来の実力はあんなものではないでしょう。日本は中村俊輔と内田で守っていましたが、内田のスタミナ切れとロッベンの交代が見事にはまって失点しています。

相当走らないと勝てない相手ですが、岡田監督が技術型を中盤に並べているので、パスミスからのカウンターというリスクが少ないのが救いです。後ろに走らされたら、五輪代表のナイジェリア戦のようなひどい試合になってしまうでしょう。

デンマークはBSの中継でポルトガル戦を見ています。前半にデンマークがベントナーのゴールで先制していますが、その後追い込まれたポルトガルに連続攻撃を浴びてほとんどハーフコートマッチになっています。この事実から推測すると、あまり押される展開は得意ではなさそうで、事実この試合も逃げ切れていません。

ただ、ベントナーはプレミアのアーセナル所属の192cmの長身FWで、21歳の若さゆえ多少荒削りなところはありますが、豪快なパワーを持ちます。中澤がついても闘莉王がついても、体の競り合いでは相当苦労することになるでしょう。
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