オランダ戦の惨敗の衝撃がまだ鮮明ですが、失地回復の場はあります。それは水曜夜(日本時間)の親善試合のガーナ戦です。ただ、この試合にガーナがベストメンバーを出してくれるかどうかはわかりません。
それは、ガーナが5日のW杯予選を戦っていて、この試合に勝利してW杯出場を決めたばかりだからです。大きな目標を達成した直後に、日本と戦うこの試合に全力を出す気力が残っているとはどうしても思えません。
ただ、ガーナは比較的日本に対しては好意的なチームです。オシム前監督時代の2006年に横浜国際競技場で日本と対戦したときに、ドイツW杯で印象的だった豪華なMF陣をスタメンで出してくれたからです。ガーナはFWが目立つことの多いアフリカのチームにしては珍しい「中盤のチーム」です。
その中心はイングランドのお金持ちチームとして有名なチェルシーで守備的MFを務める、エシアンです。このエシアンは守備力はもちろん高いですが、攻撃に切り替わったときのドリブルにも高い技術を持っています。
当時、代表に入ったばかりだった長谷部が何もできずに置いていかれるほどで、当時は「トップ下からコンバートしたボランチでは世界相手ではきついのかな」と思ったほどです。しかし、今回、守備力を上げて代表のポジションをものにした長谷部は、もし出てくれば再度エシアンとぶつかることになります。
この対戦が見られるかどうかが、現時点での最大の楽しみです。長谷部がエシアン相手に自らの成長を見せられるか、それができれば日本代表の勝利にも大いに貢献できるでしょう。ただ、日本代表全体にとってもこの試合は大事です。
ガーナはドイツW杯でベスト16に入った強豪ですが、決勝トーナメント一回戦でブラジルに0-3と敗れています。つまり、決勝トーナメント出場国の中では下半分に入るチームです。このチームには、W杯ベスト4などという壮大な目標を立てる日本にとっては、確実に勝ち点3を取っておく必要がある相手です。
中立地(オランダのユトレヒト)での対戦ですから観客はまばらでしょうが、勝ち点3を狙い通りに取れるか、注目したいと思います。
p.s.前回のオランダ戦の会場、エンスヘーデはどんな都市だか情報がありませんでしたが、ドイツ国境近くの街で、オランダリーグ1部のトウェンテのホームだそうです。そんな地方都市でも、ちゃんとサッカー専用スタジアムを持っているあたり、やはりサッカー文化という意味ではかなわないのかなと思います。
それは、ガーナが5日のW杯予選を戦っていて、この試合に勝利してW杯出場を決めたばかりだからです。大きな目標を達成した直後に、日本と戦うこの試合に全力を出す気力が残っているとはどうしても思えません。
ただ、ガーナは比較的日本に対しては好意的なチームです。オシム前監督時代の2006年に横浜国際競技場で日本と対戦したときに、ドイツW杯で印象的だった豪華なMF陣をスタメンで出してくれたからです。ガーナはFWが目立つことの多いアフリカのチームにしては珍しい「中盤のチーム」です。
その中心はイングランドのお金持ちチームとして有名なチェルシーで守備的MFを務める、エシアンです。このエシアンは守備力はもちろん高いですが、攻撃に切り替わったときのドリブルにも高い技術を持っています。
当時、代表に入ったばかりだった長谷部が何もできずに置いていかれるほどで、当時は「トップ下からコンバートしたボランチでは世界相手ではきついのかな」と思ったほどです。しかし、今回、守備力を上げて代表のポジションをものにした長谷部は、もし出てくれば再度エシアンとぶつかることになります。
この対戦が見られるかどうかが、現時点での最大の楽しみです。長谷部がエシアン相手に自らの成長を見せられるか、それができれば日本代表の勝利にも大いに貢献できるでしょう。ただ、日本代表全体にとってもこの試合は大事です。
ガーナはドイツW杯でベスト16に入った強豪ですが、決勝トーナメント一回戦でブラジルに0-3と敗れています。つまり、決勝トーナメント出場国の中では下半分に入るチームです。このチームには、W杯ベスト4などという壮大な目標を立てる日本にとっては、確実に勝ち点3を取っておく必要がある相手です。
中立地(オランダのユトレヒト)での対戦ですから観客はまばらでしょうが、勝ち点3を狙い通りに取れるか、注目したいと思います。
p.s.前回のオランダ戦の会場、エンスヘーデはどんな都市だか情報がありませんでしたが、ドイツ国境近くの街で、オランダリーグ1部のトウェンテのホームだそうです。そんな地方都市でも、ちゃんとサッカー専用スタジアムを持っているあたり、やはりサッカー文化という意味ではかなわないのかなと思います。