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Kobby loves 埼玉&レッズ

埼玉と浦和レッズを愛する管理者のブログです。

去年ほどではないが(阿部勇樹)

2008-12-01 18:29:11 | 浦和レッズ
去年のシーズン、阿部勇樹は最終戦の横浜FC戦のミスを除けば、まばゆいばかりの輝きを放っていました。リベロからスタートして、ボランチ、左SB、ストッパー、右アウトサイドと、守備的なポジションは一通り経験しましたが、どこで出てもチームに貢献できる姿はプロの鑑でした。

そんな阿部勇樹も、オシム監督、岡田監督と2代の代表監督の信頼を得て、浦和のACLもあって世界中を飛び回る生活が続いたことで、そろそろ疲れが出てきたように思えます。今季、ひどい不振に陥った鈴木啓太ほどではないですが、阿部勇樹も本来の彼ならあり得ないプレーもありました。

特にひどかったのは、7月の東京V戦でした。阿部勇樹のフィジカルは、浦和守備陣にとっては、どんなときでも計算できる武器のはずです。それが、この試合では2度もフッキのフィジカルに吹っ飛ばされました。この試合は何とか闘莉王のハットトリックに救ってもらいましたが、阿部勇樹どうしたという思いは残りました。

ただ、それでも、相手の重要な選手を消す役割は阿部勇樹しかできません。先日のG大阪戦では、ACLの準決勝で再三やられた右MFの佐々木を消すことができるのは、阿部勇樹しかいないという理由での左SB起用だったと思います。

浦和は、来季新監督を迎えますが、その手腕を測るバロメーターになるのが、この阿部勇樹の使い方だと思います。幸い、阿部勇樹は12/6の最終戦を終えたらしばらく休めますから、来季はある程度リフレッシュして出てくると思います。

今までの監督は、阿部勇樹を史上最強のユーティリティープレイヤーとして使ってきました。それは間違いではないでしょうが、オシム監督(千葉時代)のように相手のキーマンにマンツーマンで付けるのもありだと思っています。

来季こそ、阿部勇樹が最高に輝いた一年間になって欲しいものです。
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