goo blog サービス終了のお知らせ 

Kobby loves 埼玉&レッズ

埼玉と浦和レッズを愛する管理者のブログです。

kobby選定MVP(阿部勇樹)

2008-01-15 22:02:16 | 浦和レッズ
昨シーズンの浦和のMVPと言えば、実際にJリーグアウォーズで選ばれたように、ポンテと思う方が大半だと思います。確かに、攻撃の際にはまずポンテにボールを入れることを意識していたように思えます。

しかし、守備のMVPは阿部勇樹だと思います。最終戦の横浜FC戦でカズに抜かれるミスをしたので、最近に悪い試合があってイメージ的には損をしていますが、シーズンを通して安定してプレーしてくれたのは阿部勇樹だと思います。阿部勇樹の良かった点は、守備的なポジションならどこでも、高いレベルでこなしてくれたことです。

開幕戦は闘莉王の発熱でリベロに入ると、次の試合はボランチに入り、時には4-4-2の左SBや、3-5-2の右アウトサイドに入ったこともあります。阿部勇樹は左右両足で精度良く蹴れるので、最初は大丈夫か?と思った左SBも、本職かのようにサイドからきっちりクロスを上げることができていました。

雑誌のインタビューで阿部勇樹が語っていたのによれば、自分はドリブルで切れ込むプレーは得意ではないから、できるだけ早いタイミングでクロスを上げようと思っていたそうです。そんな順応性の高い阿部勇樹ですが、プレーで目立つのはほとんどが守備の場面です。

CBをこなせるくらいですから、体の強さは相当のレベルで、かつての代表FWの久保を空中戦で跳ねとばすほどでした。正直、千葉時代はFKキッカーとして鳴らした選手ですから、繊細なテクニシャンタイプを想像していました。しかし、実際に阿部勇樹を味方として見ると、スペースを埋めたり、相手とのフィジカルコンタクトに勝ったりしてチームに貢献する選手でした。

これだけの能力がありながら、固定したポジションがないのは残念な気もしますが、これからも、「史上最強のユーティリティプレーヤー」として、浦和の穴を埋める選手でいて欲しいと思います。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする