三代目バンタ

今までのミニシュナの中でも、一番の腕白小僧がこの三代目バンタ(通称コバン、コバスケ、その他)です。

六月九日の公園、そして、はじめましてネオ君(プードル)

2013-06-09 23:14:13 | 三代目バンタ
ご紹介します。
こちらがコバスケを保護してくださったお宅のわんこです。



「今晩は、ボク、ネオだよ。 昨日ママがコバスケ君を助けてあげたんだ」

本当にありがとうございました、Kさん、コバの命の恩人です。



パパに抱っこされたネオ君、8歳だそうです。
なんとなくノイちゃんに似てるなあ。。。
ネオ君 公園に遊びに来てね、ノイちゃんにも紹介したいし。



恐怖のコバスケ脱走事件から一夜あけました。
昨日はまだ興奮状態にあったので、コバの逃走経路をよく理解してませんでしたが、考えれば考えるほど、よくぞ車に轢かれなかったと思わずにいられません。
よく犬は自分の家に帰るといいますが、コバにはちょっとムリでしょう。
クンクンしながら、先へ先へとずんずん進み、もしかしたら東海道をひた走るかも。。。

さて、ここからは今日の公園です。

「コバスケ、昨日脱走したんだって?」と、ベッカム君。
「え? もうばれてんの?」



ノイちゃんとコバ、ベッカムママの手元に目が釘付け。



あ、レオンノエルちゃんが来た。



レオンパパの胸にはRちゃんが、今日もお目目ぱっちり。



会えばお相撲ごっこをしたがるグレーわんこ族。



「リラ姉ちゃん、昨日ボクね、うーんと遠くまでひとりでおつかいに行ったんだよ」
「何言ってんの、おつかいだなんて。 あんまりママに心配かけちゃダメよ」



ベッカム君、ジルちゃんがいると楽しそうだね。



「コバ君ってば、またバカな事したんだって?」と、ノイちゃん。
「アイツは自分が何したんだかわかってないんだ。。。」と、テリー親分。



「ジルも脱走ってちてみたいでちゅ!」
な、何言ってんの、とんでもない!



公園の階段で可愛いシュナちゃんに会いました。
「あ、ボク知ってるよこのひと」と、コバスケ近づく。



ずーっと依然に会ったことのあるシェルちゃんでした。
いつもおばあちゃまと一緒だったけれど、今日はお兄ちゃんといっしょ。
シェルちゃん、もう8歳になったそうです。



ジルちゃんにも近づいてクンクン。 あ、初対面だものね。



コバが行方不明になったのは、今思えばたったの数時間だったけれど私にはとてつもなく長い時間に思えました。
何もないことが幸せと、つくづく実感しました。



コバの寝姿がことさら可愛く感じる日でした。



六月八日の公園

2013-06-09 21:46:33 | 三代目バンタ
「最近、ノイちゃん貫禄でてきたなあ。。。」
「エリー親分ほどじゃないわよ」



あ、リリイちゃん、ひさしぶりね。
すっかりスマートになって、足の調子もよさそう。
 


「リラ姉さん、絶好調みたいだね」
「そうよ~わかる?」



ベッカムママのおやつタイム。 一心不乱に見つめるわんこ達。



「あ、コットン兄ちゃんだっ!」
「やあ、コバスケ」
コットン君、カラフルな涎かけが良く似合ってるね。



「わーい、ケアリイ兄ちゃんも来たっ!」



このふたりも昔からの仲良し、ケアリイ君11歳、コットン君7歳。
ふたりともコバの大好きなお兄さん。



この黒柴さんは、のゑるちゃん。 物怖じしないで誰にでも近づいてゆく。



「おやおやキミは元気な仔だね」と、ベッカム君。



プードルの二代目ジロウ君。 黒柴の一代目ジロウ君は若くして亡くなってしまった。
のゑるちゃんを見ると「思い出すなあ。。。」と、ジロウ父さんしんみり。



「コバ兄ちゃん、あちょんで!」
「ウン、いいよ」



「クー姉ちゃん、お久しぶりでつ」
クーちゃん、7歳になったそうです。



この平和な公園、この後、恐怖のコバスケ脱走事件が待っていたとは知る由もありませんでした。







コバスケ脱走!!

2013-06-09 00:24:29 | 三代目バンタ
今日はこれを書いている時点で、もう目はショボショボ、背中や足腰が痛く、疲労困憊なのであります。

実はコバスケ、今日夜、脱走して行方不明になりました。

夫が7時半ごろ帰ってくる予定が、いつもより15分くらい早く帰ってきたんです。
で、その時点で、コバスケ、まだ外のガレージの所に出していました。
玄関のドアもコバがいつでも入れるように少し開けてあったので、当然のことながら夫が気づいてガレージのリモコンを押す前にクラクションを
ならさなければいけないのに、いきなりガレージオープンのボタンを押してしまったんです。

外犬志願兵のコバスケ、これ幸いとすたこらサッサと外に出てしまいました。
私が玄関で気づいた時には、コバが首に付けている、チャリンチャリンとなる鈴のようなものの音がしたので、あわてて持っていた洗濯物を放り出し
「コバちゃ~ん」と呼びながら外にでました。

でも時やすでに遅し、どこにも姿が見当たりません。
わあっ、どうしよう。。。コバが、コバが。。。。
あわてて靴を履き、リードと懐中電灯を持ってそこいらじゅう探しました。
夫はバイクで、私は徒歩で違う方向へ。

住宅地を探し、夫婦池公園の方にも行き、最後にいつもの公園まで100段階段を上り、暗い中「コバちゃん、コバちゃん」と叫びながら探し
反対側から下りてみようと思って、道を間違えとんでもないところに出てしまいました。
ちかくに交番があったので、これこれしかじかと事情を述べたところ、しばらくして見つからなかったら鎌倉警察に届けるようにとのこと。

そして、もうへとへとに疲れて歩いていたところ、後ろから夫の車が来て拾ってくれました。
いなくなったのが、7時15分くらい、家にたどり着いたのが8時半を過ぎていたでしょうか。

とにかく警察に電話をしなくては。。。。コバがいなくなったらどうしよう。。。車にひかれたらどうしよう。。。

そして、警察の人と話している最中に、いま西鎌倉の方で保護された犬がいるみたいなので、犬種を確認するからちょっと待ってください、と言われました。
すぐに「ミニチュアシュナウザーだそうです、確認に行かれますか?」
「えっ、シュナウザーですかっ、すぐに行きます」と、交番の場所を聞くため夫に電話をかわってもらっている間に、警察の方が「今、確認できました」
と言ったそうなんです。 え?何を?と思いつつ車で交番につくと、いました! コバスケが!


「コバちゃんっ!」と思わず抱きしめ、傍に座っていらした女性に伺うと、その方が西鎌倉駅前でうろうろしているコバを見つけて保護して車で交番まで
連れてきてくださったそうです。

コバの首輪に、小さなカプセル状の迷子札(名前と電話番号などを書いた紙を入れてある)を開けて見られたようです。
ああ、それで警察の方が、確認できました、と言ったんですね。

もう、その時の嬉しかったことと言ったら。。。
何度もお礼を言い、「もう生きた心地がしませんでした」と私が言うと「本当によくわかります、家もプードルを飼っているので」と言われました。
よかった~、本当によかった~、犬好きの方に見つけていただいて。。。

私が警察に電話しているまさにその時に、交番に届けてくださった方がいたなんて、なんといいタイミングでしょう。
神様って本当にいるんだなあ、とつくづく思いました。

Kさん、本当にありがとうございました。
そして、神様、ありがとうございました。

交番でなんやかやと時間がかかり、家にコバを連れて帰ったのが10時前、コバにご飯を食べさせ,食事の支度をして食べ終わったらもう11時過ぎでした。

へとへとに疲れたけれど、ああよかった、という気持ちがエネルギーに代わり、これを書くことができました。
家から西鎌倉まで、モノレールで一駅あり、人間でも健脚の人しか歩くことができません。
コバちゃん、いったいどうしてあんなに遠くまで。。。保護されなかったらきっと帰ってこれなかったよ。
今は、何事もなかったように幸せな顔して寝ているけれど、もう少しで危ないとこだった。
夫と二人で、これからはもっと用心しようね、と戒めあいました。
(えーと、今日、公園で撮った写真は明日の記事にします、疲れ果ててしまいましたので)