小型の球根性野生ラン「イワチドリ」(岩千鳥)は、
本州中部以西と四国に分布し、
渓谷の湿った岩の割れ目などに自生します。
今年は不調で、葉だけと思っていたら、
遅れて6月下旬に1輪だけ花を咲かせました。
しかし、花茎も短く、花形も変形したものでした。
そこで参考に、
同じ鉢の昨年の花を、(右に白花種も1株入っています)
ついでに昨年のコアニチドリの花は、
イワチドリとコアニチドリの交配種がエノモトチドリで、
昨年の花は下画像で開花数が多かった。
花後のジューンベリーの果実です。
5月初めの緑の果実、
5月末には、径1cm程になって赤く色づく果実が出てきました。
6月初め、熟すと赤から黒く色変わりします。
果実は生食やジャムに加工できますが、
量が少ないので放置したら、アッという間に鳥に食べられました。
秋には紅葉します。昨年10月末の画像です。