Koba の庭~春夏秋冬

庭や鉢植えの樹木や草花を中心に、家庭菜園も楽しみ、四季の彩を写真で紹介します。

セミの羽化

2015-07-31 | 昆虫

庭木でアブラゼミが鳴いています。 木や葉にセミの抜け殻があり、地面に丸い穴が
あいています。 羽化は未明までに終わり、その様子を庭で見ることはありません。

7月24日、早朝ウォーキングに出かけて間も無く、町内の市道脇で、ひっくり返って
もがくセミの幼虫を見つけました。 
拾い上げて急ぎ自宅に帰り、玄関手前のハナミズキの幹につけてやりました。
 
その後予定のコースをウォーキングして帰宅後、7時10分に撮った写真です。
私が付けたい所から少し移動して、羽化する場所を定めたようです。
 
  
 
朝食後、居間の戸を開けて見ると、すでに羽化が始まっていました。
慌ててシャッターを切って画像を確認すると、ナンテコッタ、アリの群れが襲って来て
いました。 私が息でアリを吹き飛ばして、撮影です。
 
 
 
7時24分、体を上下に振りながら、尾部を残して脱皮しました。 
 
  
 
7時49分、しばらく動かないでいます。 この後、体を起こして、脚でしっかり
殻の頭部を掴んでから尾部を抜き、ぶら下がるはずですが・・・・・・、
 
 
 
落下してしまいました。 やむなく、ラカンマキに付けていたコルク板(セッコクを植え
つけた)の上に乗せましたが、・・・・8時、やはり落下。 足が一部利かないようです。
 
 
 
居間から見える廂下に、麦藁帽子を立てかけて、翅を下に伸ばせるようにセミを置き
ました。 羽化は、幼虫から成虫へと変身する一瞬の美しさを見せてくれます。
この瞳は! 何が見えているんだろうか? 私の顔が見え、励ます声が聞こえる?
 
 
 
翅に体液を送り込んで伸ばしきったのですが、動いているうちに又も落下、
手に乗せると、脚指でしっかり掴んでくる感触があり、生きようとする力を感じます。 
 
  
 
10時、体色が変わって来ました。 
右下は12時20分、ほぼアブラゼミの体色になりましたが、飛び立つことが出来ません。
 
  
 
7月25日麦藁帽子から、その下にあった鉢(植物が枯れた)の上を歩き回り
ますが飛び立つ気配はありません。 右下は蜂蜜を染込ませた脱脂綿です。
 
  
 
26日朝も生存していましたが、昼過ぎには全く動かなくなりました。
 
枝に産み付けられた卵は翌年孵化して地面に潜り、地下で植物の根から汁を吸って
4~6年の幼虫期間があるそうです。 
地上に出て僅か3日間、飛ぶことも鳴くことも無く、 庭の片隅で永久の眠りに入りました。

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鉢植のバラ(5)~ミニバラ・桜貝 と 挿し木バラなど

2015-07-31 | 花木

 5月下旬に開花した、スタンダード仕立ての四季咲きミニバラ「桜貝」です。
 
 
 
ピンクの覆輪が入るレンゲ咲きで、可愛い花です。 
 
 
 
次は、犬散歩の途中で頂いた花を挿し木したものです。 (一重のツルバラ)
 
  
 
咲き始めは花の中心部が黄色で、やがて白色になります。 
 
 
 
知人から頂いた1枝のバラ、花後に挿し木したものが今開花しています。 (HT種)
  
  
 
終いは「イングリッドバーグマン」です。 春に咲かないで、猛暑の中で開花中です。
緋赤色の四季咲き大輪、殿堂入りのHT種です。 
 
  

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ウチョウランの仲間 (3)~ウチョウラン4種

2015-07-30 | 山野草

ウチョウランは、青森県から鹿児島県にかけて分布する小型ランです。
私が山野草に興味を持って栽培し始めた頃は、自生地毎に○○産ウチョウランとして
通販で入手しました。 3~40年間世代交代しながら、鉢で開花している4種です。
 
まずは産地不明となったウチョウランで、かろうじて維持されています。
  
  
 
次は「石鎚産」のラベル付で、何とか開花で来ました。 
 
  
 
強健で増殖する、白花ウチョウランです。 
 
 
 

 
 
次も丈夫な「白紫点」ウチョウランです。 
 
  
 
白地に紫の斑紋が明瞭です。 
 
  
  

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ミニメロンの栽培

2015-07-29 | 家庭菜園

ミニメロンの「コロタン」の栽培は、今年も失敗です。
 
元に小さな実をつけた雌花です。 
 
 
 
6月中旬、2個の果実が大きくなって来ました。 
 
 
 
ところが7月3日、何故か急に葉が萎れて来ました。 水をやっても効果なし 
 
  
 
7月16日、収穫しました。 
 
 
 
大きい方の果実を手にのせると、・・・・・・・。 
しばらく置いて食してみると、一応メロンの香りはあるが、甘味が足りません。
小さい方は、香りも無く・・・・、スイカはおいしいのが生るのですが・・・・。
 
 

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ハンゲショウ

2015-07-29 | 山野草

ハンゲショウ(半夏生、半化粧)はドクダミ科の多年草で、日本の本州以南の湿地など
に分布します。 
毎年7月2日頃(夏至から11日目)、長さ10cm程の穂状花序を、葉の付け根から伸ば
し、紐状の花のすぐ下に位置する葉が白く変化し、花弁の役割を果たします。

空き地の一部に1本だけ植えたハンゲショウの根茎が、地下茎をめぐらせて
群落を作りました。
 
7月2日、開花し始めました。 緑の中に白い葉が目立ちます。 
 
  
 
7月7日、花数を増やしていきます。 
 
  
 
花はシベだけで花びらはありません。 上の葉2枚が白化して虫を呼ぶのでしょう。 
 
  
 
7月下旬になると、花が終わって、白い葉が緑に戻り始めます。 
 
  
 
下は7月28日の姿です。 
 
  

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