Koba の庭~春夏秋冬

庭や鉢植えの樹木や草花を中心に、家庭菜園も楽しみ、四季の彩を写真で紹介します。

温帯スイレンの花(1) 桃色花

2021-08-31 | 水生植物

温帯スイレンとしては、日本には白花のヒツジグサが自生しますが、
園芸用に販売されるものは、
ヨーロッパ原産の西洋スイレンを品種改良されたものです。
 
冬は容器ごと庭池に入れて、雪下越冬しますが、
桃色花を植えた睡蓮鉢を、春に池から運び出す時に落としてしまい、
鉢が割れたので、鉢ナシのまま庭の貯水容器に移しました。
 
6月下旬から8月上旬にかけて、水面に浮かんで開花し、
今年は例年以上に良く開花しました。
 
7月上旬の花から、朝の開花姿、
 

 
午後1時には花弁を閉じますが、
 

 
翌日にはまた開き、3日位咲いています。
 

 
7月中旬に咲いていた花、 
 

 
7月下旬、朝の開き始め、 
 

 
翌日の花には、この貯水容器で育ったオタマから変態した、
アマガエルの子カエルが、下の花弁で休憩中でした。
 

 
7月末の開花1日目、 
 

 
開花2日目、 
 

 
開花3日目になると、花色も少し褪せてきました。 
 

 
8月初め、水道水を容器からあふれるまで出してしまい、
翌日この水で鉢植えや菜園の水やりをして水位を下げましたが、
水位の高い時に出来た蕾の位置で開花しするので、 
 

 
翌日も、 
 

 

 
8月上旬の花、今年の終い花でした。 
 


 

 

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庭の「ヒメイワダレソウ」

2021-08-30 | 園芸草花

ヒメイワダレソウ」(姫岩垂草)はクマツヅラ科の多年草です。
南米原産で、亜熱帯地域に自生する高温性の植物ですが、
園芸種は耐寒性も強く、茎が地面を這うように広がり、
春~秋まで開花し、グランドカバープランツとして利用されます。
 
白花種を、東庭でドウダンツツジ脇の踏み石周りに植えました。
 

 
 
6月中旬の花です。 草丈は5~10cm位で、
 

 
3~4mmの小花が10前後集まって、
径1~1、5cm位の球状の花を咲かせます。 
 

 

 
6月下旬の花、 
 

 

 
7月上旬の花、 
白花ですが、中央部に黄色やピンクの部分があります。
 

 

 

 
地を這う茎の勢力が強く、
東側道路に面したブロック塀から伸び出して、まさに岩垂草に、 
 

 
根を深く張り、踏みつけられても平気、
年々勢力を広げるので、これからは要注意かも。

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空き地に植えた「ハンゲショウ」

2021-08-29 | 山野草

ハンゲショウ」(半夏生、半化粧)は、本州以南に分布する
ドクダミ科の多年草です。
 
暦のうえで夏至から11日目(7月2日頃)が半夏生に当たり、
この頃開花し、花のすぐ下の葉の表面が白く変化し、
花弁の役割を果たします。
 
散歩中に、道路脇軒下に植えられた半夏生を1株いただいて、
近くの住宅跡地で柿の樹下に植えました。
地下茎で殖えて群生しています。
 

 
 
 
 
6月中旬、数10cmの草丈に伸び、
茎頂に穂状花序(紐状の花)を着け始めました。 
 

 
6月下旬、夏至を過ぎた頃、
紐状の花を10㎝前後に伸ばしてきます。
同時に、すぐ下に位置する葉の表面が白く変化してきます。 
 

 

 
6月末、白化した葉が目立ってきました。 
 

 

 
7月初め、開花してきましたが、小さな花に花弁はありません。
6~7本の雄しべと雌しべ1本だけです。
白い葉が花弁の役割を果たします。 
 

 

 
7月10日、一番華やかな頃で、目立ち
 

 

 
7月中旬です。 
 

 

 
8月中旬には、花が終わって結実し、
役割を終えた白い葉は、また徐々に緑に戻っていきますが、 
 

 

 
8月下旬、白から、黄緑色に変わりましたが、
元通りの濃い緑にはならないようです。 
 

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庭のホタルブクロ(2) 自然実生の2種

2021-08-28 | 山野草

東庭の赤松の樹下、通路の踏み石周りで、
野鳥が運んきたのか? 勝手に芽生えたホタルブクロ2種です。
 
白花一重のホタルブクロは、昨年も咲いていました。
庭石の脇で、株が殖えておらず、2本だけ花茎を上げました。
 

 
下が咲き始めの6月下旬、上が終盤の7月上旬です。 
 

 
 
もう1種は淡紫色一重のホタルブクロです。
昨年踏み石周りに葉が殖えていて、
白花種が地下茎を伸ばしてきたものと思いましたが、違いました。
 
6月下旬の咲き始め、花色が薄い紫色です。
 

 

 

 
今年初めて咲きましたが、花茎をたくさん上げてきました。 
 

 

 
7月上旬です。 
 

 

 

 
7月末にも蕾を開き、8月上旬まで咲き続けました。 
 

 
 

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庭のホタルブクロ(1) 二重咲き白花

2021-08-27 | 山野草・園芸草花

ホタルブクロ」(蛍袋)は、キキョウ科の多年草で、
東アジアに広く分布し、初夏に釣鐘状の花を咲かせます。
 
和名は、子供が花にホタルを入れて遊んだことに由来し、
花色は、関東では赤紫が、関西では白が多いそうです。
 
庭で繁茂しているのは、「二重咲き白花」ホタルブクロ。
玄関前通路南側の、花梅とシモクレンの樹下に植えたものです。
 
6月中旬から咲き出しました。 
 

 

 
花の外側は白い花弁ですが、筒の内側を見ると、赤紫の斑点が、 
 

 
朝陽を受けて白く光るホタルブク、草丈は30~80cmほどに。
周りには、ムカゴが飛んできてオニユリも成長してきました。 
 

 

 
午後の陽射しの中で、 
 

 
6月下旬の花、 
 

 

 
画像はありませんが、7月を咲き続け、
8月になっても残り花が見られました。
 
 

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