「キキョウ」(桔梗)は、キキョウ科の多年草です。
万葉集で秋の七草と歌われ「朝貌の花」は本種とされています。
日本全土に分布しましたが、現在は絶滅危惧種です。
青紫の星形の花が基本種で、
白・桃色・二重咲きなどの園芸種があります。
庭の南西、サルスベリの樹下に植えた、
青紫色花と桃色花が群落を作っています。
a、青紫色花、
7月上旬、咲き初めのころ、
蕾の状態では、花びらが風船のようにぴったりとつながっています。
7月中旬の花、(右下に写っているのは黄金オニユリ)
8月上旬、
今日、咲いていた名残り花です。
b、桃色花、
7月中旬の咲き始め、
その3日後、
8月中旬の花、一見白花に見えますが、
花弁に、ピンクの筋が入っています。
今日、咲いていた名残花です。
ホタルブクロの二重咲き白花です。
南庭のムクゲと花梅の樹下で、6月下旬に咲いていた花です。
白花ですが、筒の中を覗いてみると、
淡紫の点がびっしり入っていました。
7月中旬、ムクゲの樹下で遅れて咲いた株です。
「河原ナデシコ」(カワラナデシコ)は、ナデシコ科の多年草で、
本州以西・四国・九州に広く分布し、草丈30~80cmです。
5枚の花弁は、先が糸状に細裂し、
花径4~5cmで、淡紅色が一般的で、白色も多い。
「絞り咲き河原ナデシコ」は、通販購入しプランター植えしています。
白地に紅の絞りが入り、細かく分かれる花弁が美しい。
6月10日の咲き始めです。
6月13日の花、
6月20日、
6月22日、
6月24日の花です。
「ウチョウラン」(羽蝶蘭)は、
地下に小球根を持つ小型の地生蘭です。
本州~九州の低山で、湿った岩場に自生していましたが、
野生は希少化し、近年は園芸的な品種改良が進みました。
基本種の花色は紅紫色ですが、
この鉢植えは白地に紫点がはいる「白紫点花」です。
6月25日の咲き始めです。
6月29日、3号深鉢植えで、草丈は5~10cm余りです。
7月3日の花、
7月6日の花です。
「口紅シラン」は、
リップの先端を、ほんのりと桃色に染めた花です。
5月下旬、花茎を30センチほど伸ばし、先につけた蕾から、
開花しました。
6月上旬の花です。