「ヤブカンゾウ」(藪萱草)はツルボラン科の多年草です。
中国原産で、古い時代に日本に渡来した帰化植物で、
本州以南小野原や藪に自生します。
近所で親しかった人が、土地家屋を処分し施設に入られる時、
株をいただき、西庭に移植したものです。
オレンジ色の八重咲花は、花径8cm位で、1~3日花です。
7月10日、咲き始めです。
7月14日、
7月16日、
7月29日、遅れて咲いた花は一重咲きでシベがありました。
「虫取りナデシコ」は、ナデシコ科の越年草で、
ヨーロッパ原産種を江戸時代に移入し、各地で野生化しました。
草丈30~50cmで、濃いピンクの5弁花は綺麗です。
かつて、犬散歩中に路傍に咲いていた花、
種を取って自宅庭に蒔いたのが最初で、
現在は、近くの住宅跡地の菜園脇で咲いています。
6月上旬の花、
茎上部の葉の下に、粘液を分泌する部分が帯状にあり、
虫が付着するが、食虫植物ではなく、アリよけとも考えられている。
6月下旬の花、花の終盤で、種子が出来ています。
7月中旬の種子、
7月上旬、近くで別の株が、遅れて開花してきました。
7月中旬の花、
7月下旬の現在も開花中です。
「サキガケアヤメ」(魁文目、魁綾目)は、
地中海~西アジアが原産で、
花期がアヤメより早く、青紫色の花を咲かせます。
外側の花弁基部に黄色い網目模様が入ります。
玄関前通路北側、ヤマボウシとツツジの間で群落を作っています。
5月上旬の咲き始め、
5月中旬の花、
その2日後、
5月下旬の花、
「古都の香り」(コトノカオリ)は、
盃状咲きの濃い桃色花で、極小輪ですが多花性です。
4月中旬の蕾から、開花へ、
4月下旬の花です。
「ヤブカンゾウ」(藪萱草)はツルボラン科の多年草で、
オレンジ色で大きな八重の花を咲かせます。
原産は中国の帰化植物で、3倍体のため結実はしませんが、
ランナー(匍匐茎)を出して殖えます。
若葉は食用に、根は漢方薬(萱草根)に使われます。
近所の知人が施設に入る時、
ヒマラヤユキノシタと一緒に2株頂いたものです。
庭の西側の2か所、雪柳とキンモクセイの樹下に植えました。
7月上旬の花、
7月中旬の花、
その5日後の花、