お父さんの底力。

寅さんとか長島監督とかによく例えられるお父さん。ついに脳梗塞で倒れました。しかしマイペースさに変わりなし!

6畳間にこたつ5つ。

2015-10-07 01:01:50 | Weblog

お父さんの回復は意外と順調で、ある日突然退院が決まった 

退院日を伝えられたのが、退院2日前!

退院はうれしいんだけど、少なくとも後一週間くらい入院している予定だったので、

受け入れ用意ができていない。

ベッドも借りられていないし、なによりあの、つまづきどころ満載のウチの

片付けもできていない!

これは困った。

 

 

お父さんの入院先は実家から離れていて、兄の家のすぐ近くだ。 歩いても3、4分くらい。

そこに入院することは兄嫁が大反対だったらしい。

退院したらもちろん実家でひきとるつもりだが、何かあってうちで

暫く面倒みることになったらどうするの!という懸念が大当たり!

私には兄と兄嫁の修羅場が目に見えるようだった…

 

焦った私は必死で区や業者さんに交渉した。

足が悪いので二階の自室には戻れない。

畳にふとんでは起きあがることができない。

とりあえずベッド!

しかし私の住む地域では老人が多く、ベッドは予約制、

しかも退院5~6日前には

退院日を伝えておかないと借りられない。

 

だけど介護業界の方たち、みんな親切だった

最近、人にこんなに親身になってもらったことないので、

感動しました。

介護保険、払う価値あるね!

そんなみなさんのおかげで、なんとかベッドは借りられた

そして、ベッドを置く予定の部屋にあった

こたつ机5つ中3つは捨てた!

なぜ六畳の部屋にこたつ机が5つもあるのか?

 

正解:くずやさんやリサイクルショップでよさそうだったから。

   いつかどこかで使う為に確保!

  というお父さんの気持ちの積み重ね

そのうちのひとつは一枚板でできているのか、

ありえないほど重かった…

帰ってきたとき、捨てたことを気がつかないことを

祈るばかりです…。