お父さんの底力。

寅さんとか長島監督とかによく例えられるお父さん。ついに脳梗塞で倒れました。しかしマイペースさに変わりなし!

宗教のひとと催眠術対決!

2006-01-31 22:11:48 | Weblog
公園をぶらぶら歩いていたところ、若者に「ちょっといいですかー。」と呼び止められたお父さん。額に手をかざされて
「今からパワーを送ります、ほらだんだん暖かくなってきたでしょう。」
面白くなってきたお父さんは
「じゃあ今度は君、そこに座ってごらん。」
若者がよくわからないまま近くのベンチに座ると
「じゃあ今度は私がパワーを送るよ。ほらだんだん暖かくなってきた。額に意識を集中してごらん。どうだ」
「うーん、そういえば暖かくなってきたような気が・・」
「そうだろう、さらに暖かくなってくるぞー」
そう、お父さんは昔催眠術に凝ったことがあったのだ。家族が誰も催眠術にかからないのをいたく不満に思っていたのだった。ムスメの私はインフルエンザで寝込んでいたとき、涼しくなる催眠術にかからないといって怒り狂われたことがある。

そんなお父さんにまさに渡りに船。
「いいか、これは暗示の力なんだ。人間の無意識の力とは想像以上にすごいもので・・」
お父さんの講義は続く。元教師なだけに教え好きなのだ。
宗教のひとはたまらず逃げ出したということじゃ。


松は松だけどさ。

2006-01-30 23:50:54 | Weblog
お正月の門松飾り。門の両側にくくりつける青々としたまっすぐな松の枝を年末になると売ってますよね。それを買おうとしたらお父さんは
「松なんて家の近所に生えてるから買うな、もったいない!」
で、もってきたのは天然まるだしの松。自然な角度に曲っているし葉は茶色くなってるしー。それを門にくくりつけたお父さんはとても満足そうでした。
私は正月の間恥ずかしかったです。そんな私をお父さんは「細かいことにこだわる神経質なやつだ」と言います。まだまだ修行が足りません

老人力パワーはすごい。

2006-01-29 22:17:57 | Weblog
うちの父は昭和一ケタ生まれ、70超えてますが好奇心や生命力のようなものの迫力はとても娘の私は太刀打ちできません。いろいろな経験を乗り越えてきた世代だからでしょうか。父さんの友達もキャラが濃くて味があって、でも本人たちは大真面目です。面白いので、忘れないようにブログに見聞きしたことを残しておこうと思いました。