うちのリビングには大きな書棚がある。その書棚の左端がちょうど、食卓のお父さんの座っていた椅子のすぐ横にあるのだ。
晩年はよくその書棚に寄りかかって、うとうとしていた。
すぐ手がとどく書棚の左の列には、いつしかお父さんのワイングラスとかいろいろなものでいっぱいになっていた。
書棚を開けると、いっぱいに詰まっているグラスが落ちてくる始末。
きょうはそこに手をつけてしまい、衝撃な事実を知ることになる(>▽<)。
まず書棚の中身をテーブルに出して見る。
お母さんが使っていたと思われる、英語の類語辞典。挿絵がレトロでかわいい。
紙のケースにはいっている。
立派な昔の世界地図。まだソヴィエト連邦なんて書いてある。
そして、様々な形のグラス。ワイングラスも浅いのから深いのまで、大小さまざま。
丸い大きな氷を入れると似合いそうな大きな丸っぽいグラス。
どこで買ってきたのか、作りの荒い江戸切子の小さなコップと徳利。
景品でもらってきたらしい、箱に入ったコップ。
ステンレスの、カクテル作るやつ?とかいろいろな形の容器。
栓抜き。壊れたタイマー。錆びたマドラー。
リポビタンD。健康食品ぽい透明な丸い錠剤の入ったびん。
カロリーメイト。
梅をつけこんだ重いびん。
でてくるでてくる。
しかし、気になるのが、棚に落ちている細かい木屑のようなもの。
いちめんにざらざらしている。
「お父さんの気に入ってたグラスとちょっとよさそうなやつだけ残して、
あとは処分しよう。この江戸切子のコップ、作りはいまいちだけど気に入ってたよね。『きれいだろう』なんてごきげんで飲んでたな😊 」
と、コップを覗き込むと、中には数匹づつちっちゃな羽虫の死骸が!😱
徳利の中にも!
よくみると、けっこうグラスの中には虫の死骸!
そして、
「お母さん、こういう本よくながめてたなー。なつかしい😊 」
と、ケースからとりだすと、何か糸を引いている!
ケースの奥には、なんか虫が孵った後のような茶色いかたまり!
本の周りにも虫の死骸が数匹ついていた。
思えばここ数年、夏には非常に羽虫が多かった。
どこからでてくるんだ!って台所の棚とかムキになって掃除したけど、あまり減らなかったんだよね!
ここが巣だったのか!
まだどこかに巣があるかも(きっとあるな)。
お父さんのものは捨てられないんだよね😭 。なんてくよくよしてたけど、
さすがにだいぶ捨てましたよ。
でも、江戸切子は洗ってきれいにして、棚に戻しといたからね、お父さん。
棚一列で半日かかった😓 。
<ガラスの食器の捨て方>
不燃ゴミにだす。
危ないので紙で包んで出すように、って自治体のHPには書いてあるんだけど、
大量だと時間がかかる。
私はある程度まとめて新聞紙に包んでだした。
同じように自宅の整理をしていて、大量に食器を捨てた知人は、
「そんなのやってられないから、直接ゴミ袋にいれて出す」
と言っていた。それも危ないよね。
ダンボール箱にまとめて入れたら、もっていってくれるかな?