お父さんの底力。

寅さんとか長島監督とかによく例えられるお父さん。ついに脳梗塞で倒れました。しかしマイペースさに変わりなし!

土方を始めたお父さん。

2006-05-07 00:42:07 | Weblog
「おじさん、明日現場7時集合だから!」
ある日留守電にだみ声のおばさんの声でメッセージが残されていました。
土方のおじさんの電話を間違ってかけたに違いない。連絡いってないよ、大変!
と思った私はリダイアルで
「間違い電話だと思いますよ」
と連絡してあげた。しかしよく聞くと間違いなくお父さん宛の電話だった!

屑屋、と言う商売を知っていますか。お父さんはどこの地域に行ってもまず地域の屑屋さんと仲良くなります。鉄くず、アルミくず、古材。いろいろな物を素材ごとに分類して業者さんに売ったり、古い家具などひきとって修理して売ったりするところです。(と私は認識してました)。
もったいない病のお父さんは、屑屋に並べられた数々の品が宝の山にみえるらしく、屑屋さんでもこれは売り物にならない、と思ったものを嬉々としてひきとってくるのです。小学校の古い木の下駄箱とか、職員室にかかってるようなでっかい黒板とか
で、屑屋さんは仕入れのために取り壊し予定の家に行き、使えそうな材木やサッシなどをひきとってくるらしい。
その作業にいつのまにかお父さんも参加していたらしく、業務連絡が入ったようです。
「今度の現場はいいサッシがあるよう。おじさんに言っといて。」
と、おばさんは言っていましたが、黙殺したのはいうまでもありません。
家の外には何に使うつもりなのか、もうたくさんサッシがたてかけられているのです。
これ以上ふやされてたまるか!

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1 コメント

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知らなかった (トップ眼鏡)
2006-07-02 22:47:33
へー そんな商売があるんですね。

勉強になります



めがねブログ管理人http://motemegane.blog62.fc2.com/



でも昭和時代ものは、今大人気ですね。商売としてはいいかもね。
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