お父さんの底力。

寅さんとか長島監督とかによく例えられるお父さん。ついに脳梗塞で倒れました。しかしマイペースさに変わりなし!

自意識過剰は周りの迷惑!

2015-11-24 10:38:21 | Weblog

最近いらいらしてしまうのが、お父さんの耳の遠さ。

5,6回言っても通じません。

自然だんだん声が大きくなる。

しかも、聞こえないことを隠すために、

「ああ、そう」

とか、

「そうなんじゃないか?」

とか言っている。質問してるのに。

こっちは時間もないのでいらいらする。

手が離せないときは口元手を当てて思いっきりおなかから

声を出す。

と、声が尖る。

「そんな大きな声ださなくたって聞こえるよ!」

とお父さんもイラつく。

聞こえてないじゃん!

「音は聞こえてるんだ。話してる内容がわからないだけで。

お前のヒステリーの声だとよけい何にもわからん」

なんだと

我関せずでただ批評家の弟は

「なに怒鳴ってんの?お前声大きすぎ」

とまたむかつくことを言う。

私が悪いのかよ!!

ストレスたまる~!!

 

 

これもそれも、お父さんが断固として補聴器を拒むから。

その理由が

「そんな年寄りくさいもんつけられるか!」

みえっぱりは一生治らん!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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また意味不明なものが・・・

2015-11-24 10:26:01 | Weblog

昨日ふと廊下を見ると、この間きれいに片づけたはずなのに、

意味不明なまがた金属が二組!全長1mくらいでけっこう邪魔。

不穏な気持ちになりながら、お父さんの部屋になっている和室に行くと

編み編みのなにかの部品とガラスの大きな板が!

たしかガラス板のテーブルはこの間粗大ごみで捨てたはず。

デジャブ

いや、どっから持ってきたんだ!

その手と足でどうやって運んできたんだ!!

いろいろ聞くとまたヒステリー起こしそう(お互い)だから放置

あーあ。~

ひっかかったり転んだりするのが怖くて一生懸命片づけたのに

台無し!!

また片づけてもまた持ってくるんだろうなあ・・・

 

最近つい口づさんでいるのが寅さんの歌。

「奮闘~努力の甲斐もなく~

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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自意識過剰健在!(H27.11.19)

2015-11-19 23:17:40 | Weblog

さて、私が夜帰宅するとお父さんはいません。

どこに行ったんだろう?

携帯電話は耳が遠いので出たためしがない。

もう心配するのも疲れた。

 

と、10時過ぎに帰ってきましたよ。

社交ダンスに行ってたんだと

あんなよろよろしているのに!

 

「そんな足元がおぼつかなくて大丈夫だった?」

と聞くと、

「いやー、一応足が悪いって言っといた。

倒れても大丈夫だ、ダンスは二人で組んでるからなあ。」

倒れかかられたら女の人がメーワクだよ、と言うと、

「いやーうれしいんじゃないか?

オレに寄りかかられるなんて

 

…おとーさん、その自信はいったいどこから?

いっそうらやましいです

 

 

 

 

 

 

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お母さん、惜しい!(H27.11.11)

2015-11-11 23:39:26 | Weblog

お父さんは今までやりたいようにやってきた。

だから、危ないと言われようがやるといったらやるのだ。

止められたって聞きやしないのだ。

まさかそんなことしないよね

という想像を超えて、平気で無茶をする

 

でももし万が一、言われた通りにじっとしていたとしても、それはそれで

ストレスたまって爆発するか、

ぼーっとして痴呆になってしまうか、

どっちにしろ、自分らしくない生き方はできない人なのだ。

これは危ないからしない、と約束したことを平然と破った後の

得意そうなこと、生き生きとすることといったら。

むかつくけど、やっぱりそのほうが

お父さんにとって幸せなんだなあと思ってしまう。

 

でも、近くで見ている方としては毎日が試練だ。

心配で、怖くて、

私はたびたびいてもたってもいられない気分に襲われる。

動悸が一日中止まらない感じ

 

お父さんがはしごから落ちた夜、私は祈りながら眠った。

亡くなったお母さんやおばあちゃんたちに。

「お父さんを守って下さい。無茶をして取り返しのつかないことにならないように。」

 

 

するとなんと次の朝、お父さんは言ったのだ。

「久しぶりにお母さんとおばあちゃんの夢を見たぞ。

何年ぶり、いや十何年ぶりかなあ。」

ああ、お母さんたち、ありがとう!

で、なんか言ってた?むちゃするなって言ってなかった?

 

「いやあ、お母さんを看病していた頃の夢でなあ。

オレは本当によく看病していて偉かったなあ。

いやあ、本当によくやったよ」

 

結局いつもの自画自賛

お母さん、夢に出てきてくれたまではよかったけど、

ちょっと見せるシーンが違う。惜しい!

 

でもおばあちゃん(お父さんのお母さん)は

「お前には責任があるんですからね。」

と、諭してくれたらしい。

ありがとう、おばあちゃん

でもどうせ馬耳東風だけどね。

毎晩出てきてくれたら、ちょっとは効果あるかな

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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かたづけるべきか、かたづけないべきか…(H27.11.10)

2015-11-10 23:38:54 | Weblog

それが問題だ。

私は壁に立てかけたはしごを前に悩んでいた。

そこにあると、また登りたくなって、またひっくり返るかもしれない。

じゃまだし片付けたい。

でも、2階のベランダに持っていくと、また誰もいない時に

引っ張りだしてきて、不安定な姿勢で

はしごを抱えたまま階段から落ちるかも

どっちにしろありそうな話だ。

うーむ。

悩むこと数十分。

片付けることにした。

忘れてくれることを願って

 

 

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