さて、お父さんは当初の予定では2週間程度の入院だったはずですが、
不整脈がおさまらなかったり、カテーテルから感染症になってしまったり、
原因不明の熱が出たりして退院が2回も伸び、1ヶ月半も入院しています。
最近は食欲が落ちてしまい、全く食べないときもあります。
すぐオエっとなってしまうんです。
腎機能がかなり落ちており、血糖値も下がらないので、食事制限と水分制限はとても厳しく、
談話室でお茶を飲むのさえ禁止されています。
(おかげでむくみが取れた足は象の足から棒ッキレのように細くなりました)
しばらく前は
「最近食べ物の夢ばっかりみるよ」
と情けなさそうに言っていたお父さんでしたが、
今日行ったら
「もう死んでもいいや」
と投げやりなことを言っていました。
しかし‥
食欲のないのは腎臓病が進んだからかもしれませんが、
病院の塩分糖分水分制限食はプラスチックの白い食器とも相まって
全然美味しそうではありません。
もう死んでもいいなら、一回うちに帰って好きなもの食べさせてあげたいなあ、
と気の毒になりました。
美味しいものだったら食べるんじゃないかな
この前ダメになった退院前日にも
「うち帰ったらまずローソン行って(お菓子買って)、そうだ、寿司を食べに行こう!
そうだなー、そのあとは喫茶店でコーヒー飲みに行こう!」
と、先生の「今後も厳しい食事制限を」という指導を
完全無視した計画をうれしそうに語ってたもんなー