今日家に帰ってきたら階段の方から
キュイーン
という機械音が!
もしやと思い階段を上がると、お父さんがつけてましたよ、手すりを。
「お父さん、何やってるの!!」
「手すりつけてるんだ。業者に頼んでたらいつになるかわからん!」
「まだ二階には上がるのは危ないってお医者さんもリハビリの先生もケアマネさんも
みんな言ってたじゃん!!」
「あいつらに何がわかる!オレは二階に上がりたいんだ!
自分の体のことは自分が一番わかる!もうほっとけ~!!」
機械を振り回して怒るお父さん!
もう手が付けられません。
私は無力感とともに下に降りてきて待機しました。
なーんにも人の言うこと聞きません。
階段からは部品を落とす重い音が。
もう知らん私はとりにいきません。
負けず嫌いのお父さんは拾いに行きます。
いつも飽きっぽいくせに、こういう時だけやたら粘ります。
後で見に行ったら階段がぼこぼこになってました。