お父さんの底力。

寅さんとか長島監督とかによく例えられるお父さん。ついに脳梗塞で倒れました。しかしマイペースさに変わりなし!

やりたくないことはやらなきゃいいじゃん!について考えた。

2021-05-24 07:01:09 | Weblog
「やりたくないことはやらなきゃいいじゃん!」
と友達が言い放った。
何かと愚痴っぽくなった私に、聞き上手な友達もさすがにめんどくさくなったらしい😅
「やりたいからやる、って感じじゃないと、周りもなにか恩着せがましさを感じてうんざりするよ。」
むむ、厳しいお言葉。

友達は友達で、実家に帰るたび、専業主婦の母親の愚痴を聞かされ続けてうんざりしていたらしい。
友だちの母親は、良妻賢母の典型、という感じ。実家に帰るたび手の込んだ手料理を振舞ってくれ、もてなしてくれる。近くに住む妹は実家に入り浸り。父親は何にもせずいばっている。

私にしてみれば、健在な両親が程よい距離に住んでいて、いつでも帰れる、帰れば何もしなくていい、というのはものすごく羨ましかった。でも彼女にしてみれば、母親に愚痴を聞かされることが耐え難いらしい。
ひとの気持ちはわからない😜


考えてみれば、お父さんの介護がいくら自分の手にあまってもそれを続けていたのは、
「ほっとくわけにはいかない!」
と思ったから。というか選択肢はなかった。

それに対する選択肢は
「面倒をみない。放置。」
かな。
どちらを選びたいかと言われたとすると、やっぱり
「1人でも、できなそうでも、とにかく面倒をみる!」
だった。
で、本当に大変な時は、やりたいもやりたくないも、自分の気持ちを考える余裕なんてなかった。
ただやるのみ!
愚痴を言い出したのは、考える余裕ができてから 、愚痴を言う時間ができてから。
そう、最近のこと。
片付けのこととか、家族が誰も協力してくれなかったことを思い出しては、つい愚痴っぽくなる。
あれか、あれだな。
うつ病は治りかけが一番危ない、っていうのにちょっと似てるか?違うか😝 

「自分が望んだことなんだからぐちぐち文句言うな」
と言われるのは‥理屈的には「ごもっとも!」
と思うけど、なかなかそう割り切れないよね。

やりたいこととやりたくないことの線引きはいつもきっちり引けるわけじゃない。
やりたい60%やりたくない40%とか、日によって気持ちが変わったり。
何よりそういうのをこえて
「ほっとくわけにはいかない」
という状況は多い。

それも、
「ほっとくわけにはいかない、って思ったのは自分なんだから、つまり自分がやりたいって勝手にやったんだから文句言うな!」
ってことなのかな。
気になった方の負けか?😜 

まあでも人は機械じゃないんだから、勝手にやったとしても
「ありがとう、助かったよ」
の言葉は欲しいのだ。それが全然感じられない時、人は愚痴っぽくなる(名言!😝

多分、こんな私がお父さんの面倒を見られたのも、感謝の気持ちが感じられたからだし、
最近愚痴っぽくなっているのは、誰も感謝してくれないからだ😜
やって当たり前、アラが目について文句だけ言う。
そんな状況に身を置いていれば、自分がやりたいからやっていると言われりゃそうなんだけど、ついつい愚痴も言いたくなるさ。
専業主婦のお母さんも、そんな気持ちだと思う。

でも、愚痴を言ってもやっぱりいいことないな。
それに対する反応は
「感謝の押し売りするな!」
だもんね。

うーん、仏の心になりたい😊 。










植木鉢の受け皿が。

2021-05-23 18:22:04 | Weblog
一時お父さんが熱中していた、部屋の中の野菜畑😅、私はほとんど枯らしてしまった。
ごめんお父さん🙏。
少しづつ鉢を処分していたら、植木鉢の受け皿の代わりに、上を切ったウイスキーのペットボトルが。
何かしらの空き容器も活用されていた。
「これは小ネギだ。結構生えただろう😄!」
と言っていたコレ、ちょっと切って食べたけど、草の味がした。ネギじゃなかった。
お父さん、何コレ?😅




傷の手当てグッズを捨てた!

2021-05-23 17:33:57 | Weblog
長らく捨てられず、リビングにレジ袋に入れたまま置いてあった、お父さんの傷手当てセット。
洗った包帯、圧迫包帯、いろいろな種類の傷パッドに絆創膏。デイサービスや持ち歩き用に、それらを少しづつ入れた傷手当てセット。痒み止めや抗生物質の軟膏、抗真菌薬のクリームと爪用のやつ。

しばらくはみるだけで胸が締め付けられるようだった。それからだんだん、だんだん、胸がずきんと痛む、程度になっていった。
次から次へと手当てをした日々‥
今思うと、こんなにぼんやりした私がよくやってたなあ。えらいな〜私!😌 
(誰もほめないから、自分でほめる😜

最近までずっと捨てられなかったのは、このゴタゴタしたものの中にはやっぱり思い出があるからだ。
だんだん薄れていく思い出。物を捨てたらなおさら忘れてしまいそうで、どうしても捨てられなかった。
特に何にも世話しなかった兄弟には、何にもなかったみたいに忘れて欲しくなかった。
せめて、痕跡を残しておきたかった!

けれど、最近は片付けたい欲の方がだんだん強くなってきた。月日ってすごい。
だいたい、若い時に比べて思い出がぼんやりしてくるのが早い😅
お母さんが亡くなった後は、もっと長い間鮮明に苦しかった。ごめんお父さん😝


それでも、割り切れない思いはずっと続いている。
最後は自分を救うために入院させてしまったなあという後悔や、兄弟や兄嫁に対する絶望感はいつまでも記憶に残っていて苦しい。

だいたい家は弟のものになったんだし、私は出ていくつもりだから、片付ける義理もないんだけど!
お父さんのものに埋もれてろ!嫌なら自分で片付けな!
と、腹だたしくおもうけど、こういうのは気になった方が負けだと知り合いの主婦も言っていた😄
家にいると、少しきれいにしたくなってきたのだ。
片付くと気持ちいいし。

それで、傷の手当てセットは、未使用なものと、何回も洗った包帯と小さいお出かけセットだけ記念に少しだけ残して(全部捨てるのはできないー😭 )、足乗せスツールの中にしまった。
だんだんお父さんがいた頃の風景が変わっていく。
でも全部は捨てない!お父さんの面影は残す!

と気色ばって主張しなくても、まだまだ山ほど、うんざりするほどお父さんのモノはあるんだけどさ。
捨てても捨ててもー。😓 



家の周りの草木を伐採!

2021-05-15 21:36:38 | Weblog
うちの周りの草木がすごいことになっていた😱  。
木は伸び放題、その木の上まで巻き付いたジャスミン。
お父さんが3年前に切った木の枝が積み重なった上にモサモサ生えている蔦。
雑草だらけの自転車置き場。
家の正面に、目隠しで植えていた竹は、いつのまにか色々なところから生えている。
家の裏の方にも紫陽花とかやつでとか、いろいろ大きくなってきていて通り抜けできない。

裏にある物置にも屋根まで蔦だのブドウだのジャスミンだの、蔓性の植物がこんもりと生えて、トタンの屋根は歪んでいる。
よく見るとジャスミンはさらにお隣さんの何かしらの線を伝って2階の方まで伸びている😨
超近所迷惑!

自分の手の届く限りは刈り取ったけど、なんせ足は怪我してるし、草刈りバサミはたくさんあるけどみんな錆びてるし!😭 

もうどうしようもないので、植木屋さんに頼むことにした。いろいろ検討して、やってもらった植木屋さんは、さすがプロ!
あんなに手の付けようのなかったジャングルを、1日できれいに刈り取ってくれた。
ありがとう、植木屋さん!
自然対人間、いつも勝負に負けてたけど、ついに人間の勝利!😏 

あまりに綺麗に全部刈ってしまったので、逆にガラーンとしてさびしいくらい。
木は、お父さんが切った時よりもっとばっさりいかれた😅。
でも、自分1人ではどうせ手が回らないんだから、これでいいのだ!

今までは、毎日ようにうちの敷地に空き缶とかパンの袋とか紙とか捨てられててアタマ来てたけど、それ以来めっきりごみを捨てられなくなった😁
きれいってステキ〜。

しかし、家の裏には沢山のパイプだのトタンだのがまた姿を現したのだ。
そうだったそうだった。お父さんのコレクションがまだ山積み‥。
そして6、7本のシャベル(土方が使うような大きいやつ)が出てきた。
だからなんでこんなに本数がいるのよ!
草木と違ってこれ以上増えることはない、というのをせめてもの慰めにしよう‥。


【雑草と木の伐採を頼んだ方法】
いくつかのサイトで業者さんに見積もりした。
暮らしのマーケットで2件、草刈り110番ともう1つのサイト(名前忘れた)から各1件。
いずれもその会社の社員ってわけでなく(ダスキンみたいに)、小さい業者さんが沢山登録している中から選ぶって感じ。

暮らしののマーケットは、それぞれの業者さんに対する口コミも載っていて、自分で業者が選べるが、
他のサイトは向こうが勝手に業者を指定してくる。
暮らしのマーケットと草刈り110番は基本メールのやりとり。
もう一つのサイトは電話対応だった。
サイトから選ぶなら暮らしのマーケットがおすすめ。

結果、見積もりは10万〜50万までさまざま😱 
名前忘れたサイトで頼んだ業者が1番ひどかった。
これは少なくとも60万以上かかりますね、とか、あまり安く見積もりをしてくる業者は用心したほうがいい、とかさんざん他所の悪口言ってて、色々突っ込んだらめんどくさくなったらしく、その後見積もりも出してこなかった。
一方、1番安い見積もりを出したのは営業と称する人が来た(すごく感じはよかった)。
それはそれで、もしかしたら職人が実際来たらもっと費用がかかる、と言われてしまうかも‥と迷ってしまった。

結局、たまたま話した近所の方が「いい植木屋さん知ってるから!」と紹介してくれた。
なんと、5万円弱できれいに刈り取ってくれた。
結局、リアル口コミ最強!
こんな時代になっても、やっぱりご近所付き合いは大切だ、としみじみと思った。
ありがとう、ご近所さん〜😄。
何か業者さんに頼むって、ゼロからやるとほんと大変だ。