お父さんの底力。

寅さんとか長島監督とかによく例えられるお父さん。ついに脳梗塞で倒れました。しかしマイペースさに変わりなし!

お父さん退院する。

2016-12-30 22:33:26 | Weblog

ついに、お父さんが帰ってきました。

三ヵ月の入院生活でお父さんの足腰はすっかり弱ってしまいました。

食卓の椅子からも立ち上がれないのにはびっくりしました。

スチール椅子を持ってきて、足が浮くギリギリくらいまで高さをあげたら、

やっと立てる、ってかんじです。

それにしても、数センチの高さの差で立てたり立てなかったりするんだなあ、

ということを初めて知りました。

介護用品の販売員の方はそういうことをとても良く知っていて、

こんなのないだろうなあ、という道具もちゃんと世の中には存在していて、

さすが高齢化社会!と思う今日この頃。

なんでも自分の自由にやっていたお父さんが、

いちいち人に頼まなければものひとつとりに行けない状態で、

なかなか思うようにならないので、

イライラするのを一生懸命我慢してるという

今のところの状態です。

ちょっと手助けすればできることも、一人ではなかなかできない。

(立ち上がったり、注射を打ったり、ふとんをかけたり)

私の仕事がはじまったらどうしようか、と心配ですが、

まあなるべくお父さんが元気に(精神的に)暮らせるように

フォローできたらなあと思います。

(と帰ってきて間がないので、まだ優しい気持ち

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


食事の疑問がいっぱいある。

2016-12-20 10:01:12 | Weblog

さて、もう1つの大きな心配が腎臓病食のことです。

前脳梗塞で入院した後は糖尿病食でした。

 

計算を簡単にするために、病院の栄養指導では、食品交換表というものが使われます。

 

糖尿病食だと1単位あたり80Kcal.

腎臓病食だと1単位あたりタンパク質量3g、

カロリーは食品群により、

ごはんやいも類は150Kcal、野菜は50Kcal、肉魚卵などは30kcal、

などとなっています。

一日にとれる単位数を指示され、それにしたがって

炭水化物何単位、魚肉類何単位、というふうに食べる量が決められます。

 

ここで私が疑問に思うのは、カロリーの計算どうなの?てところです。

例えば糖尿病食の指導では

ごはん50g、食パン30g、そば(ゆで)60g、

豚肉(肩、ロース)40g、

とうふ100gが

80kcalって言ってるのに、

腎臓病食では

ごはん120g、食パン30g、そば(ゆで)60gが180cal.

豚肉(肩、ロース)15gが30kcal

とうふ45gが30kcalって言ってる。

計算が合わん!

そのくせ、厳密に計量して下さい、とかいうのおかしくない?

と、理系の私はもやもやする

 

たぶん腎臓病食はたんぱく量重視でカロリーはだいたい、

というふうに単位を決めているだろうから

そうなるんだろうけど。

糖尿病食で覚えた単位と全然違うのでなんだかややこしいのだ!

 

それで、周りの人は

「大変だろうから一食くらいお弁当とったら」

とか言うけど、宅配のお弁当の栄養計算が

単位計算ではないので、

他の食事の量をどう調節したらいいのかよくわからない〜

単位じゃなくていっこいっこのタンパク量を計算しなおさなければならないのか?

いっそのこと三食弁当にしたいけど、そうすると一日3000円ごえ。

一ヵ月で10万円超えるし!無理無理!

うーん、やる前から気が遠くなる私!!

 

だいたいさ、本当にこんな厳密な食事療法って意味があるんだろうか?

(と、できなそうなので、いろいろ理屈を言う

糖尿病食の時は高タンパク低カロリー、

油物控えめ、甘いものはだめ、

とお父さんに口を酸っぱくして怒っていたのに、

腎臓病食は低タンパク高カロリー、

油物と甘い物でカロリーをとりましょう、

とまるで真逆。

もしかしたら、糖尿病食のおかげで腎臓が悪くなるのに拍車がかかっていたのでは、

お父さんの食べたいもの食べて正解だったんじゃ、

と思うくらいだ

あれだって

「厳密に量って下さい」って言うから、1食1食計量してがんばってたけど、

その効果はどうだったんだろう。

介護する側の時間のなさ、お金のなさ、食事療法をすることによる双方のストレス、

を考えるとやっぱ、だいたいでいいんじゃね?

と思ってしまうのであった。


退院間近!

2016-12-20 09:35:21 | Weblog

さて、検査値もだいぶよくなったということで、お父さんは年末退院することになりました。

検査値は良くなっても、お腹はかえるのようにふくらんでいるし、脚の腫れは引いたけど、

足先は入院前くらいむくんでるし

何よりあんなよれよれで立つのもままならないお父さんを、

今家に帰されても、私一人で面倒見れるだろうか‥

おとなしく言うことを聞いてくれるお父さんじゃないし、

自分を過信して階段登って落ちたり、椅子に座って一日立てなかったりしたら‥

転んだら‥

と、今から不安でいっぱいです。

 

腎臓科の先生に

「こんなに足が弱っていて、私が仕事中、家で一人で置いておくのも不安です。

しばらくリハビリ入院などはできないのでしょうか?」

と聞いたら一言

「ああ、できませんね。」

だって。以上!ってかんじだった

腎臓の治療ができませんから、だって。

 

うーん、分業反対!