お父さんが亡くなってから2回目の秋が来た。早いなー!最近単調な生活をしているせいもあるのか、夢のように日が過ぎていく気がする。
今日は敬老の日。そしてもうすぐ秋分の日だ。
ちょっと奮発して、オシャレな花束とおはぎを買ってきて、仏前に備えた。
お父さんの写真はいつも機嫌よく笑っていて、お菓子を備えるたび、
「おっ、これはうまそうだな!」
と、うれしそうだったお父さんを思い出す(⌒▽⌒)。
去年、やはり今頃の季節、家の前に一輪だけ彼岸花が咲いた。
それが唐突で不思議だった。
近くに彼岸花さいてるところがないのに。
まるでお父さんが様子を見に帰ってきたように思えて、
窓際でお茶とお菓子を2人分用意して、しみじみお茶を飲んだものだ。
その彼岸花が今年も咲いた。
秋分の日までには枯れてしまいそう。
去年もそうだった。
せっかちなお父さんが秋分の日まで待てずに様子を見にきて、
また、向こうに残してきた友人が気になってそそくさと帰る、というかんじ。
田舎と家とを行き来していたお父さんぽい(⌒▽⌒)。
秋晴れで日差しは強いんだけど空は高くて、風はさわやかな1日。
貴重な秋のいちにち。暑いのにどことなく寂しい雰囲気がただよう。
お父さん、おかえり。
一年本当にはやいねえ。
あっちに行ったら、宝くじ当ててくれるって言ったのどうなった?
よろしく頼むよ!
できたら一等!(煩悩のかたまり)(⌒▽⌒)