ユーカリの木の下で

旅行、観劇大好きなakiが日々の出来事などをのほほんと綴っていきます。

京都冬の特別拝観と喫茶店巡りの旅 その2

2015年01月19日 | 国内旅行

2日目です。

天気は曇りのような晴れのような・・・ビミョー

でも雨でないだけ全然いいです。

2日目、昨日ゆっくりしたものの日ごろの疲れがまだまだ抜けず、結局ホテルから出発したのは
ホテルのチェックアウト時間ギリギリの10:30過ぎ。

まぁ、今回は無理しないことにしたのでこれでいいんだ

これまでの旅を考えると、こんなにガツガツ観光しないのもめずらしいです。
しかも、そんな自分を受け入れてることを考えると、ワタシも歳取ったなぁ・・・とちょっとさみしくもあります

と、いう思いにふけりつつまずは四条からバスに乗り智積院へ

こちらでは大好きな長谷川等伯の絵を鑑賞するのが目的です。
等伯の息子である久蔵が26歳の若さでこの世を去った後に書かれた国宝「楓図」に心を惹きつけられてしまい
しばらく動けませんでした。(暖房がきいてたっていうのも大きかったかも

あと、晩年に書かれた屏風絵「十六羅漢図屏風」も一人ひとりの表情に温かみ、ユーモアがあり素晴らしかったです。
芸術に詳しくないので良く知らなかったのですが、十六羅漢図は通常一人ずつ掛け軸になっているらしいので、屏風に
全て書かれている、という構図もめずらしいらしいです。

その他、長谷川等伯親子の作品ではないですが水墨で描かれた襖絵もすばらしかったです。

でも、なんせ屋外のため寒くてつま先に限界が訪れ、ゆっくり見られなかったのが残念でした。

その後は、またバスに揺られ東福寺へ

こちらでは龍吟庵の方丈や枯山水庭園を観てきました。
東福寺に着いて横を観ると、

サスペンスとかで良く見る橋があるーーー!!

これ、渡るには別途400円かかるらしいっす。

世知辛いわぁ・・・
おそらく有料にすることによる文化財保護の意味合いが強いのかな、と思いました。

でも、今回は紅葉などの時期ではないのでスルーし、龍吟庵へ。
龍吟庵に入る前に偃月橋(えんぎょうばし)という橋を渡るのですが

下が見えてるーーー!ギシギシしてるーーー!!

超コワかったよぉぉぉ

←偃月橋。結構な高さの場所にあります。

←橋を渡ると見えてくる龍吟庵の外観

ガイドさんの話によると、ここは普段公開してないとのこと。
室町時代に建てられてから一度も火災などに遭ったことがなくそのままの形で現存しているとのこと。

なるほど~。
どうりで古いはずだわねぇ。
そのため、この橋も含めて希少性価値がとても高く国の重要文化財に指定されているとのことです。
この橋を昔から多くの偉人が渡ったと思うと感慨深いですね~。

と、ここで13時近くになったので京都市役所前まで地下鉄で移動し、六曜社地下店へ!!

←このタイルが店内まで続いています

口コミをみると、混んでて相席になった、という書き込みが多々あったのでドキドキしながら行ったのですが

誰もいないよ~

平日に時間をずらして行って正解でした。

席に着き、ブレンドとドーナツを注文したら安心したのかトイレに行きたくなり、トイレのドアを開けると

急こう配の階段登場!←この唐突感がすごかった

登っていくと無事トイレはあったんですが、いや~、びっくり。
1階店舗と共有してるからこういう構造になってるのかな

店内は窓もなく(地下ですしね)、決して広くはないのですが、他にお客さんがいなかったこともあってか、
レコードのBGMのおかげかゆっくりできました。
マスターはプロの方達の間でも有名な方のようだし、職人気質っぽいし、京都ならではの一見さんオコトワリのオーラを
出されてたらどうしよう(←偏見)・・・とドキドキしてたんですが、そんなこともなく程良い距離感でほっといてくれるし、
お会計後はなんども「ありがとうございました、おおきに」と言ってくださるし、行ってよかったです

←珈琲のウマさはもちろん、この素朴なドーナツがまた珈琲と合っていて最高でした!

ここでボリューミーなドーナツをいただいてしまったため、お昼食べてないんですが

お腹いっぱいになっちゃった(笑)

六曜社をでてからは、帰宅に向けて徐々にシフトチェンジ。
錦市場でプラプラしつつ生麩を家用にゲットし、京都駅で会社用に八つ橋をゲット。
そして小腹がすいたので西利で軽くお食事しました。

 ←お漬物のお寿司と白みその味噌汁。すごく美味しかった~。

そして18:30 伊丹発(少し遅れたけど)の飛行機で羽田まで帰りました。

京都から戻って一週間くらい経つけど、特別拝観でまだ観たかった場所もあったし、
なにしろ六曜社の珈琲とドーナツとあの雰囲気が忘れられず、また行きたくてウズウズ(笑)

近いうちにまた行けたらいいなぁ


 


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