ユーカリの木の下で

旅行、観劇大好きなakiが日々の出来事などをのほほんと綴っていきます。

辻井伸行×服部百音 究極の協奏曲コンサート 4/29(土)横須賀芸術劇場

2017年05月05日 | その他観劇

念願の辻井伸行さんのコンサートに行ってきました。

いつかライブで聴いてみたいと思いつつ、タイミングやらなんやらが合わず行くことができなかったのですが

ついに願いが叶いました

年明けすぐにチケットを取ってから数か月、ようやく当日を迎えワクワクしながら会場へ着くと

あれ?ピアノがものすごい端っこに追いやられてる

で、プログラムを見て気づきました

後半しか出ないのねーーーー

…ですよね。

開演すると、まずは服部百音さんの演奏から。

まだ10代のとても将来有望なヴァイオリニストさん。
素人が観ても、とても高い技術をお持ちなんだなぁ、というのはわかりました。
一生懸命さが伝わってくるけど、それ以上でも以下でもなく…。
また数年後、拝聴したいなぁ、と思いました。

前半終了後、休憩20分の間にトイレへ行きギリギリで席に戻ると後半がすぐに始まりました。

トイレに並んでる途中、開始すると1曲目終了後まで中に入れませんと言われたので、ほんと間に合ってよかったです

会場の照明が薄暗くなると

辻井伸行さんがでてきました

さっきまで舟こいでた周囲のお客さんもオペラグラスを構える人、前のめりになってる人、などなど
急に元気になる人が増えてる(笑)
(注:わたしは前半もちゃんと起きて聴いてましたよ)

ほんと50分があっという間に過ぎ去り終わってしまいました。

そしてアンコール曲は、なんと真田丸のテーマでした

最初のヴァイオリンを聴いたところでざわつく会場のみなさん。

ただ、権利の問題があるのかせっかくオケも板の上にいるのにピアノとヴァイオリンのみの演奏だったのが
ちょっぴり残念でした

もっと技術的に上手なピアニストの方は世界中にたくさんいるかもしれません。
しかし、辻井さんのショパンは唯一無二。
これほど聴いている人を幸せな気持ちにさせてくれるピアニストはほかにいないと思いました。

今回の公演は前後半の協奏曲で使用している楽器から時代背景などを想像する楽しみがあったり、
なんといっても後半が2曲ともショパンだったのが本当にうれしかったです。

本当に行くことができてよかったです。

で後日、来年1月のチケットをゲットしちゃいました。

来年が楽しみだ~

<出演者>
辻井伸行 服部百音 
ニール・トムソン指揮 読売日本交響楽団

<セットリスト>
前半
エルンスト:《夏の名残ののばら》による変奏曲(無伴奏・ヴァイオリンソロ)

ショスタコーヴィチ:ヴァイオリン協奏曲 第1番 イ短調 作品77

後半
ショパン:英雄ポロネーズ 変イ短調 作品53(ピアノソロ)

ショパン:ピアノ協奏曲 第1番 ホ短調 作品11

アンコール
真田丸のテーマ